たたかうたぬき

映画の感想メイン。読書、生活、カルチャー。

1月公開予定の映画で楽しみにしてるもの10選+12月鑑賞報告

十二人の死にたい子どもたちポスター

 

あけましておめでとうございます。たぬき(@tada11110)です。

 

今月の見たい映画について更新するのが、だいぶ遅くなってしまいました。

年末年始の長いお休みによる正月ボケが重症だったのと、年明け早々に足首を捻挫してしまい、余計にやる気を失っていたのが主な理由です。

出足からつまずいてしまった2019年ですが、今年は昨年以上にたくさん映画を見て、さらにはブログ更新頻度も大幅アップしていきたいと思ってます。

 

ちなみに映画初めは捻挫する前に済ませておりまして、見たのは「妖怪ウォッチ」です。

この正月ボケも捻挫もたぶん妖怪のせい……だったりして。

 

というわけで、もう半ばですが今月の見たい映画をご紹介していきます。

 

 1月公開予定の見たい映画10選

【11日】クリード 炎の宿敵

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なんといっても今月は、私のオールタイムベストから絶対に外せない「クリード チャンプを継ぐ男」の、待望の続編が公開されますね!

「ロッキー」1作目から長く続くロッキー・バルボアというキャラクターの人生を今なお追い続けられること、そしてロッキー同様最高に愛されるキャラクターとして誕生したアドニスクリードの雄姿がまた見られることが本当に嬉しいです。

 

この続編でアドニスは、奇しくも「ロッキー4」で父・アポロの命を奪ったイヴァン・ドラゴの、実の息子と対戦することになるそうです。

ということは、おそらく「ロッキー4」の展開や演出が踏襲される可能性が高そう。

たとえば「機械的な人体改造」と「自然の中で行う原始的なトレーニング」とを対比させるような演出は、オマージュされそうですよね。

 

「ロッキー4」は、当時アメリカが敵対していたロシアの選手を敵役に仕立て、それを打ち負かすというストーリーのプロパガンダがよく指摘される作品でもあります。

今回の「クリード2」ではそのことに少しでも言及するのか、しないのか、これも気になるところですね。

 

あとは、「アポロがドラゴに挑戦して命を落とす……」という「ロッキー4」の展開を踏襲するとしたら、命を落とすのはもしかしてロッキーなのでは!?と見る前からかなり心配しています。

前作「クリード」では癌と戦っていたので、ありえそうで怖い。

もしそんなことになったら映画館の椅子から立ち上がれずKOされてしまいそうです。

 

アメリカのヒーローだったロッキーというキャラクターの「老い」を、恐れずに真っ向から描いているところも、前作が素晴らしいと思ったポイントなので、もしも悲しい別れがあったとしても、心して受け止めるつもりではあります。

が、辛いものは辛い。

もし映画館から帰ってきて意気消沈してたら察してください……!

 

【11日】アンダー・ザ・シャドウ

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これは1年前に、すでにNetflixで鑑賞している作品です。

 

私が見た時と同じく、今もNetflixで配信されていて、今月「未体験ゾーンの映画たち2019」でも上映されるみたいなので、紹介したいと思います。

良い作品なので、見れる方は劇場で、難しい方はNetflixで見てみてほしいです。

 

誰におすすめしたいかというと、もちろんホラーファン。

昨年「へレディタリー」「来る」などの傑作ホラーを楽しんで、今年もどんどんホラー映画を見ようと意気込んでいる人にぜひ見てほしい。

 

この映画が他のホラーと違うところは、舞台が戦時下のイランであるところです。

主人公の女性は夫を戦場に送り、幼い娘と二人きりでアパートに暮らしています。

得体の知れない「何か」に気がついてしまうのは娘の方で、最初は本気にしていなかった母も、物語が進んでいくにつれ怪異の存在を強く感じるようになっていく。

その頃には、戦闘が激化して周りの住人たちがどんどん疎開していなくなっていってしまい、母子の不安はさらに煽られるのです。

 

「戦争」と「怪異」という恐怖のダブルパンチが、いつしか混ざりあってどっちがどっちなのかわからなくなる。

クライマックスで母子が目撃する恐怖は、一体何に対する恐怖なんでしょうか。

 

普段「Jホラーと欧米ホラー(たまに韓国ホラー)」みたいに二分化しがちですが、ホラー映画もまた多様であり、現実の社会を投影するのに適したジャンルだと実感させてくれる作品です。おすすめ。

 

【11日】未来を乗り換えた男

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恒例の新宿武蔵野館上映作品ですね。すでにチラホラ絶賛の声が聞こえてきてます。

 

ナチス政権下のドイツから逃れフランスに亡命した主人公。

自殺した別人になりすますこととなり、自分が偽物を演じている人物の妻に恋してしまうという物語のようです。

 

前知識はこのくらいしかありませんが、命を守るために祖国や今までの人生を捨てた主人公が、最後にどんな選択をするのか、映画館でじっくり追いたい作品だと思います。

 

 

【12日】ゴールデンスランバー

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伊坂幸太郎原作、堺雅人主演で2010年に映画化された「ゴールデンスランバー」が韓国でリメイクされました。

 

日本公開版も、邦画にしては規模が大きくてアクションの多い映画でしたが、韓国版はさらに派手で景気の良い逃走劇が見られそうですよね。(車の屋根に、乗ってますもんね!!)

 

主人公カン・ドンウォンさんのビジュアルも堺雅人さんに寄せてる感じがします。

原作も日本版の映画も好きなので、今作も見て比較したり、改めて青柳君のかわいそうな姿を見たいと思います。

 

ちなみに私は、友人がある日いきなり大統領暗殺犯に仕立て上げられて、助けを求めて自宅に訪れた時のことをよく妄想します。

そんな時、相手を信じて手を貸してあげられる人でいたいなという、人生の理想像を持っています。

直接関係ないですが 笑

 

【18日】マスカレード・ホテル

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原作・東野圭吾、主演・木村拓哉長澤まさみによるミステリー映画です。

 

ホテルが舞台でたくさんの登場人物が出てくる映画といえば、私は三谷幸喜監督作「THE 有頂天ホテルを連想します。

THE 有頂天ホテル」の見所は、ホテル内の各所で一夜のうちに偶発する様々な事件や、それぞれの思惑で動き回る個性豊かな登場人物ですが、今作は群像劇というわけではなさそうですね。

大量の宿泊客の中から犯人候補を見つけ出すというのも、同じくらい面白そうな設定ですけど。

 

いやしかし東野圭吾さんすごいですね。

篠原涼子さん主演「人魚の眠る家」の公開はたった2カ月前ですし、さらに今年はKis-My-Ft2玉森裕太さん主演の「パラレルワールドラブストーリー」も控えています。

これほどメディアミックスに適した安定して面白い作品群を次々に世に出せる作家東野圭吾さん以外には、なかなかいないでしょう。(最近は池井戸潤さんかな)

 

正直な話、公開されたら全部見に行くほどのファンではないです。

でも映画容疑者Xの献身」や「真夏の方程式」はかなり好きだし、先日映画館で鑑賞した「人魚の眠る家」もテーマに見ごたえがあって面白かったと思います。

「マスカレードホテル」も楽しみです。

 

検察側の罪人」で、長年身にまとい続けていた"スーパーアイドルのキムタク"というパブリックイメージを盛大に脱ぎ捨てた(あるいは逆手にとった)木村拓哉さんの、次なる名演にも期待しています。

 

【18日】チワワちゃん

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ヘルタースケルター」「リバースエッジ」に続き、岡崎京子さんの原作漫画を映画化した作品です。

 

惨殺死体となって発見された少女は、仲間内で「チワワちゃん」と呼ばれていたが、その本名も素性も誰1人知らなかった――――。

チワワちゃんを取り巻く若者グループには門脇麦成田凌寛一郎玉城ティナ、吉田志織、村上虹郎など、今をときめく若手俳優が勢揃い。

彼らはチワワちゃんの死によって何を思い、どんな行動に出るのでしょうか?

 

予告編やあらすじの印象だと、ちょっとエグみのある物語のように思えます。

まだ私は「ヘルタースケルター」も「リバースエッジ」も未見なので、岡崎京子、心して臨むぞ!

 

【18日】ミスター・ガラス

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2年前の「スプリット」公開時に衝撃とともに幕を開けたM・ナイト・シャマランユニバース、待ちに待った続編がついに公開です。

 

前作「スプリット」は、多重人格者に拉致監禁されるというサイコスリラーでしたが、ラストにまるでマーベル作品のように意味深な次回作への伏線が張られたことで話題になりました。

しかもその内容は、シャマラン監督の過去作「アンブレイカブル」との関連も示唆されていたため、「スプリット」「アンブレイカブル」そして「ミスターガラス」の世界はつながっていることが明らかになったのです。

まさにこれは、アメコミ作品メインに最近流行している「ユニバース形式」の作品展開そのものですよね。

 

しかも、「ミスターガラス」に登場するキャラクターは、特殊能力を持つ自分たちのことを"スーパーヒーロー"だと思っているようです。

うーん、予告編の印象としては完全に"ヴィラン"なんですけどねw

 

それはさておき、まさかのM・ナイト・シャマランがスーパーヒーローユニバース映画に参戦ということで、アメコミ映画ファンでありシャマラニアンである私にとっては、大注目の作品なわけです。

 

キャスト並びの豪華さも目をひきますよね。

ブルースウィリス、サミュエルLジャクソン、ジェームズマカヴォイの"スーパーヒーロー"三人組も、未だかつてないほどの無敵感漂ってますし 笑

あとは、「オーシャンズ8」でタミーを演じていたサラ・ポールソンさんが重要な役どころになるみたいなので、そこもチェックしたいですね。

 

【18日】バシュランギおじさんと、小さな迷子

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少女とおじさんの心暖まるほっこり物語かと思いきや、立場の違う他者との価値観の相違について描いた、メッセージ性の強い作品みたいですね。

 

熱心なヒンドゥー教徒であるインドの青年・パワンは、迷子の少女・シャヒーダーと出会い、力になろうとします。

少女が実はパキスタン人でイスラム教徒だと知ったパワンは激しく葛藤しますが、それでも彼女を家に返すために宗教や国籍の壁を越えて、奮闘するという物語。

 

「パッドマン」や「PK」が記憶に新しいですが、インド映画は積極的に自国の価値観をアップデートしようとする表現作品が目立ちます。

正直、日本では既存の価値観を覆そうとする挑戦的な作品はあまり出てこないので、インドが羨ましいような気持ちにもなってしまいます。

羨んでるだけじゃ仕方ないから、私たち一人一人から価値観のアップデートを始めていかなければいけませんね。

 

それはさておき「バシュランギおじさんと、小さな迷子」は、最近のインド映画の良い印象もあって、かなり期待している作品です。

 

よくあらすじを読んだら、ポスターに映ってる二人とも「バシュランギ」という名前ではないみたいですね。

「バシュランギ」ってどういう意味なのかも気になるので、劇場で確かめたいと思います。

 

【25日】サスペリア

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君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が、1977年公開のホラー映画「サスペリア」をリメイク。

オリジナル版とは大幅に雰囲気を変えた、挑戦的な作品になっているようです。

 

私は1977年版からして未見なので、新作鑑賞前に旧作の方を予習しておきたいところです。

 

出演者はダコタ・ジョンソンティルダ・スウィントン、クロエ・グレースモレツら、パワーを持った俳優が揃ってます。

ベルリンの世界的バレエ団に隠された"秘密"とは一体なんなのか?

2019年ホラー初めはこの作品になりそうなので、昨年の傑作たちを超える斬新さを期待しちゃいます。

 

 

【25日】12人の死にたい子供たち

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安楽死するため廃病院に集まった12人の若者たちが、13人目を死体で発見してしまい、自分たちの中にいるかもしれない犯人探しをする……という密室ミステリー映画です。

 

こういうの、好きなんですよね。

密室で命をかけてゲームする作品、といえば「インシテミル」とか「ダンガンロンパ」などがあって、私はどちらも好きなんですけど、今回の作品も同じ雰囲気を感じます。

タイトルのオマージュ元は1957年の映画「12人の怒れる男」だと思いますが、全員で話し合って答えを決めるまで部屋から出れないという陪審員制度の設定は、密室デスゲームと通じるところがあるかもですね。

 

密室に多人数で閉じ込められて、出るために全員が知恵を絞り合う。

これ系の物語は、舞台が一ヶ所に限られる分、キャラクターやストーリーが緻密に練り込まれているかどうかが大事なポイントなので、そこにも注目したいです。

 

この公式ビジュアルの、登場キャラクターを1人ずつ属性で振っていく感じがすでにワクワクするので、心配いらなそうですけど。


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うわ~~! 豪華若手俳優陣が、それぞれどんなキャラを演じるのかめちゃめちゃ楽しみになりますね。

 

予告編を見た時点で「どんなに評判が悪くても見に行こう!」と思ったのですが、原作が冲方丁さんだと知り、さらに見逃せなくなりました。

堤幸彦監督は、最新作「人魚の眠る家」が結構良かったので、期待値高まってますし。

 

また新たな邦画娯楽系の傑作をどーんっと見せつけてくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

12月鑑賞報告&ランキングベスト5

12月の劇場鑑賞本数は13本

それでは、12月映画館で観賞した作品の報告をします。

  • へレディタリー/継承
  • 斬、
  • くるみ割り人形と秘密の王国
  • パッドマン
  • 来る
  • ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生
  • ドラゴンボール超 ブロリー
  • メアリーの総て
  • マイ・サンシャイン
  • アリー/スター誕生
  • シュガーラッシュ オンライン
  • こんな夜更けにバナナかよ
  • グリンチ

改めて振り返ってみると、なんだか12月公開作はインパクトのあるスゴい作品ばっかりでした。

 

スターウォーズ最新作「ハン・ソロ」が上半期に公開されることとなり、12月公開作が薄くなると危惧されてましたが、全然そんなことはなかった。

まあたしかにハリウッド大作系は少なかったかもしれないけど、子供受けの良さそうなファンタジーものやCGアニメ映画はかなり豊作だったと思います。

 

あとは、「グリンチ」か「こんな夜更けにバナナかよ」で大泉洋締めをした映画好きの方も多いでしょうね。

一昨年もすごかったけど、去年もすごかった。大泉さんの今年の活躍にも期待してます。

 

12月劇場鑑賞作品ベスト5

さて、12月のベスト5は以下の通りです。

  1. へレディタリー/継承
  2. 来る
  3. ドラゴンボール超 ブロリー
  4. シュガーラッシュ オンライン
  5. メアリーの総て

ホラーファン冥利に尽きる怖さ・面白さだった「ヘレディタリー/継承」はダントツ1位。

そのままのテンションで「来る」を見に行ったら、まさかの正反対の雰囲気に驚き、まんまとどっちも好きになってしまいました。

各所で言われてることですが、家庭という閉鎖的な場所で起こる逃げ場のない怪奇現象を描いているという点では、「ヘレディタリー」と「来る」は同じテーマ性を持っていると思います。

 

ドラゴンボール超 ブロリーは、その圧倒的なバトルシーンの重厚さに度肝を抜かれ、ファンとしてサービスシーンも余すところなく楽しめた満足感が、いまだに濃く残っています。

まだドラゴンボールに触れたことのない人が、入門として見るのにもぴったりかもしれませんね。

キャラクターや設定なんか知らなくても、とにかくバトルシーンが楽しい作品だということがわかるので。

 

あとは、原作以上にガチのSF展開をやりこんでるのも映画向きで良かったです。

特にブロリーが住んでる星の描写とか、ちょっと変態的でしたよね。なにあれ。

 

 

まとめ

というわけで、2018年最後の月の鑑賞報告でした。

ツイッターに載せた2018映画ベストについても、近いうちに記事にしたいと思います。

やるって言ったらやる。やるぞ。いつになるかはわからないけど、やるぞ……!

 

それでは、映画好きの皆さんの、昨年以上に充実した映画鑑賞ライフを心から祈っております。

更新頻度の低いブログではありますが、読んでくださる方、今年もどうぞよろしくお願いいたします。