たたかうたぬき

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9月公開予定の映画で楽しみにしてるもの13選+8月鑑賞報告

プーと大人になった僕ポスター

 

こんにちは。たぬき(@tada11110)です。

9月は夏休みが終わったばかりで、年末休暇までまだしばらく時間があります。長期休暇に合わせた大作公開ラッシュはしばらくありません。

しかし、こういう空白期間こそが映画ファンにとっては勝負どころ。世間的な認知度は低くても、期待度の高い良作がたくさん公開されるタイミングなのです。

 

そんな9月公開作の中から見たい13作品の紹介と、8月に映画館で鑑賞した作品のご報告をしていきます。忙しい映画ファンのご参考になれば嬉しいです。

 

9月公開予定の見たい映画12選

【1日】きみの鳥はうたえる

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 「スターリンの葬送狂騒曲」を鑑賞した際に予告編で見て、気になっています。なぜなら柄本佑石橋静河染谷将太というキャストの並びが最高だからです。

 

石橋静河さんは「夜空はいつでも最高密度の青色だ」での、奔放でこだわりの強い女性役がすごく似合っていましたよね。今回も同じくらいかそれ以上印象的なキャラクターを演じてらっしゃるんじゃないかと想像してます。

 

原作は「オーバーフェンス」「そこのみにて光り輝く」と同じ佐藤㤗志さんということで、これを機に以前映像化された2作を見てみるのもいいな。

 

【1日】寝ても覚めても

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東出昌大さんは底の見えない俳優だと思います。「寄生獣」「聖の青春」「散歩する侵略者」「パンク侍、斬られて候」など、出演作を見るほどにその存在の異質さが際立っていくように感じられます。

 

そんな東出さんが今作では1人2役に挑戦するとのこと。主人公の女性が過去に好き合っていたミステリアスな男性「麦」と、今の彼女に惹かれる善良な男性「亮平」という2人の人間を演じます。

 

物語はただの人間ドラマに留まらないようなので、東出さんがどれだけミステリアスに魅せてくれるのか期待せざるをえません。

(9/6 すでに鑑賞しました。東出さん……おそろしい子……!)

 

【7日】累 かさね

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「トリガール」や「8年越しの花嫁」で明るくて真っ直ぐな女の子を演じた、「陽」のイメージが強い土屋太凰さん。「累」では女同士で1人の男性を取り合うギスギスしたサスペンスに挑戦するということで少しびっくりしています。

 

ちなみに土屋さんが演じるのは、主人公の「累」がその美しさを妬む対象である、「ニナ」という女性です。

 

正直に言うと「オーシャンズ8」や「SUNNY」で温まった心を、再び「女性同士の醜くて陰湿な争い」の中に落とすのは勇気がいるんですが……。どんな風に女性の内面を描くのか、怖いもの見たさで映画館に足を運びたいと思います。

横山裕さんと浅野忠信さんが出演するなら、それこそ見ないわけにいかないし……。

 

【7日】泣き虫しょったんの奇跡

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「聖の青春」や「3月のライオン」はまだまだ記憶に新しいのですが、またもや将棋映画です。

しかもネームバリュー揃えてきましたね。RADWIMPS野田洋次郎さんの風貌が別人のようで驚きました。こっちにも石橋静河さんや染谷将太さんが出てます。

 

正直、前述したような将棋映画と否応なしに比べられると思うので、どんな差異を見せつけてくれるか、それを期待しています。

 

【7日】500ページの夢の束

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自閉症の女の子が自分で書いた「スタートレック」の脚本、という夢を抱えて旅するという展開には、惹かれざるを得ません。

 

1つ気になったのは、ダコタファニングをはじめとした主要キャスト3人の名前しか、公式サイトにも「映画.com」にも明記されていないけれど、このポスタービジュアルに写ってるのは明らかに「グランドブダペストホテル」「スパイダーマンホームカミング」のトニー・レヴォロリさんでしょ!!?

 

彼目当てで映画館に足を運ぶ映画ファンだっているんだからぜひ書いておいてほしいです……私がそうです。見に行きます。

 

【14日】プーと大人になった僕

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9月公開作の中で一番世間的な注目度が高いのはこちらでしょうか。

くまのプーさん」の実写化で、大人になったクリストファー・ロビンを久しぶりにプーたちが訪ねてくる展開……って、あざとい。これはあざといぞ……。また映画館で目を腫らすことになるかもしれない。

 

中年クリストファー・ロビンユアン・マクレガーが演じます。ユアンの声はすごく特徴的で、少しおちゃめな通りの良い声ですよね。私、実写「美女と野獣」のルミエールをはじめとして、彼の声を聞くだけで幸せな気持ちになれるんです。

 

だから、日本版吹き替えで堺雅人さんが演じるクリストファー・ロビンも興味あるんですが、たぶん字幕で見ると思います。

 

【14日】ザ・プレデター

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これまでエイリアンとは親密だったんですが、プレデターさんのことはお噂ほどしか耳にしてきませんでした。ですがこの最新作公開に合わせて「プレデター」「プレデター2」予習しましたよ。

 

その前二作では全くと言っていいほどプレデターさんの正体が紐解かれなかったので、今作で「プロメテウス」「コヴェナント」並みのびっくりバックボーンが描かれるのを期待しています(笑)

 

予習の際に「ザ・プレデター」の監督であるシェーン・ブラックさんが「プレデター」1作目に出演しているのを発見しました。出演者としては早々に死に役として退場しましたが、今作では監督として30年越しの復讐が果たせるのでしょうか。

 

とりあえず「プレデター2」のキース捜査官の息子が登場するという情報は得たのですが、他にも前作への目くばせはありますかね。なくてもいいですがあっても嬉しいですね。映画館で観る前に「エイリアンvsプレデター」も見ておこうかなと思います。

 

【14日】愛しのアイリーン

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「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督の最新作です。クセ、すごそ~!(楽しみ)

 

 42歳まで恋愛を知らず独身でいた岩男が、久しぶりに寒村にある実家に帰省する。しかし、実家では死んだことすら知らなかった父親の葬式の真っ最中だった。

 

ってもうあらすじからして居心地が悪くてムズムズしてきます。地方の農村が内包する問題を描いた作品とのことです。もう、地方の農村とフィリピン人の女性っていう組み合わせがすでに不穏すぎて見る前からちょっと嫌な気持ちになっちゃいますよね。

 

「ヒメアノ~ル」のときは浅い覚悟で見に行って大打撃を受けたので、今回こそはしっかり覚悟を持って見に行きます。

 

【21日】コーヒーが冷めないうちに

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この「4回泣けます」とかいうキャッチコピーが物議を醸しだしていますが、私はこういう「泣かせ」邦画もなんだかんだで好きなので、楽しみにしています。

 

特に、「検察側の罪人」で悪魔のごとき存在感を見せつけた松重豊さんや、同じ系統の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で感動を誘った林遣都さんに期待。

はたして4回泣けるんでしょうか……!

 

【21日】死霊館のシスター

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死霊館シリーズ」の三作目となる作品で、過去作よりも以前の話を描いている、いわゆるプリクエルものです。「アナベルシリーズ」二作ともつながっているみたいなので、実質シリーズ5作目なのでしょうか。

 

いや~予習してから見に行きたいけど、どの順番で見たらいいやら。この手の「どれから見たらいい?」ってシリーズものは、大抵公開された通りの順番で見ていくのが1番いいと相場が決まっているので、たぶんそうなんでしょうね。

 

「ソウシリーズ」が大好きで、同じジェームズ・ワン監督作品はいずれ見たいなあと思っていたこともあり、チャレンジしたいです。そういやジェームズ・ワン監督、DCの方のユニバース映画「アクアマン」も控えてますね。

 

【22日】純平、考え直せ

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「サウスバンド」「イン・ザ・プール」などのヒット作を手がけた作家・奥田英朗さんの原作小説の実写化で、ヤクザの鉄砲玉として殺人を命じられた一人の男と、彼に恋する女性を描きます。

 

ちはやふる」「帝一の國」でお馴染みの野村周平さん主演作というのも気になるポイントですが、監督の森岡利行さんは大学時代にほんのちょっとお世話になったことがあったのと、当時見せてもらったご本人の監督作、深津絵里主演の「女の子ものがたり」が印象に残っているので、見に行こうと思ってます。

 

あのときは、恐れながら単位をいただきありがとうございました。おかげでギリギリのところを卒業できました……。久しぶりにお名前を拝見して嬉しくなったので、ぜひ見に行きたいです。

あと、タイトルがいいですね。命令形ですね。

 

【28日】クレイジー・リッチ!

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日本版タイトルの改変が話題になっている今作ですが、原題は「クレイジー・リッチ・アジアン」です。

 

ハリウッド映画で登場人物ほとんど全員アジア人というのは、まずもってない話です。主演女優を白人女性にしてほしいと掛け合われたジョン・M・チュウ監督は、どうしてもそれはできないと断ったそうです。

 

そんな経緯があるゆえに、邦題で「アジアン」という言葉が外されたことに、批判の声も多いようですね。ただこれは、私たちがアジア人であるからこそ一筋縄では語れないことかもしれません。

 

好意的に解釈すれば、「私たち日本人はアジア人なので、わざわざアジア人の映画であると主張しなくていい」とも考えられるかもしれませんが、日本人が「アジア人」という言葉にあまり良いイメージを持ってないことも薄々わかります。しかもそこに自分達を含めて考えてはいないだろうことも。

 

未だそんな感覚を持っている日本人の目に、この映画はどう映るんでしょう。私もこの目で確認したいと思います。

あ、「オーシャンズ8」のオークワフィナさんがまた見れるのも楽しみです。

 

【28日】クワイエット・プレイス

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監督ジョン・クラシンスキーは、主演のエミリーブラントの実の夫です。物語にも彼女の夫役で出演しています。

 

彼は「デトロイト」に出演していたり、「マンチェスターバイザシー」の製作総指揮を担当していたり、今までも充分に活躍していたんですが、この「クワイエットプレイス」がアメリカで大ヒットしたことで、さらに評価が高まっているようです。

 

「声を出したら襲われる」という展開には2016年の「ドントブリーズ」が想起されますが、今作は狭い家に留まらず、どこで音を立ててもやばいみたいなので規模がでかいですね。ということは多分襲ってくるのは盲目のジジイではないでしょうね。

 

8月鑑賞報告&ランキングベスト5 

8月映画館で観賞した作品は以下の通りです。

 

 

以上の12本です。夏休みだけあって、明るくて豪華な映画が数多くありました。今月は珍しく人と一緒に映画を見る機会がたくさんで、「1人で映画見るの久しぶり(1週間ぶり)だな……」と思うような瞬間とかもありました。

 

よくよく見返してみると、今月公開作、カオスだな~~。一応ランキングベスト5も発表しておきます。

 

  1. SUNNY 強い気持ち・強い愛
  2. 検察側の罪人
  3. オーシャンズ8
  4. インクレディブル・ファミリー
  5. 銀魂2 掟は破るためにこそある

 

今月は邦画が割と好き勝手やってて楽しかったです。「SUNNY」は周りのサラリーマンがあちこちで鼻を鳴らして泣いてたり、「検察側の罪人」は見終わった観客席が呆然としたムードに包まれたり、「銀魂2」は他の映画じゃ考えられないくらいドッと沸く笑い声で盛り上がり……日本の映画、日本の映画館もやっぱ好きだなと思いました。

 

オーシャンズ8は正直あんまり印象に残りにくい作品ではあるって感じたんですが、そういう軽妙な「見てる間は面白いけどすぐに忘れる」ような映画を女性主体でやることにすごく意義があると思いました。

こんな風にいろんな女性が映画やドラマや漫画で描かれて、女性が選択できる「女性像」がもっと増えていったらいいですよね。

 

インクレディブル・ファミリー」はダメなとこが1個もなかった。かといって「減点法なら100点なんだけど、加点法ではね……」みたいなこともなく、加点法でもとんでもなく高い点数を超えていくような作品でした。

 

あとはもう今月はトム・クルーズが死ななくてよかったですね。トムにはほんと、ちゃんと生きててほしい。

 

 

来月はやっぱり公開本数が多いので、普段だったら逃さず見に行くような映画を見逃してしまうかもしれません。ここに載せてないけど「ブレス」とか「食べる女」とか「響」とかいろいろまだ見たいのがあるんですよね。

3連休をうまく使っていきたいところです。アントマンももう一回行きたいよ!!