オールうまいものノート

映画の感想メイン。読書、生活、カルチャー。

「フランダースの犬」の舞台へ!ベルギー旅行記録その③【二日目】


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こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

7月25日~30日まで、初の海外旅行でベルギーに行っておりました。滞在中に毎日旅行記録を更新するつもりだったのに、そんな余裕なくて全然できなかったですね笑

というわけで、日本に戻ってきてから2週間くらい経ちましたが、旅行の思い出を懐かしみながらのんびり更新していこうと思います。

これまで更新した旅行記録はこちら↓

生まれてはじめて海外へ!ベルギー旅行記録その①【前夜編】 - オールうまいものノート

長いフライトの末、到着!ベルギー旅行記録その②【1日目編】 - オールうまいものノート

 

まずはブリュッセル市内散策

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1日目は着いたらもう夕方で、疲れもあってすぐ寝てしまいました。なので、この2日目からが本格的なベルギー観光スタートです。

私たちが宿泊したホテルは、ベルギーの首都ブリュッセルにあります。ブリュッセルにはめちゃくちゃ価値のある歴史的建造物が徒歩数分の距離で点在しています。(すごい)

 

1日目の夕食後に世界遺産であるグランプラスに行ったことは、前回の記事で書きましたが、2日目はまず、散歩がてらにあの有名な小便小僧を見に行くことになりました。ホテルから歩いて5分くらいかな。

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この小便小僧の像は1619年にジェローム・デュケノワという彫刻家が作ったもので、名前をジュリアンくんというそうです。思ったより小さかったのと、なんの変哲もない路地裏にいきなり現れたので驚きました。

ジュリアンくんはオシッコで火事を消した少年という逸話が有名です。

でも、私がガイドさんから聞いたのは「魔女の家にオシッコをひっかけたら、怒った魔女に石にされてしまった」という話でした。たったそれだけのことで400年間オシッコをし続ける羽目になったのか、ジュリアンくん……!

 

それから、ベルギーはどこもそうだったのですが、至るところに芸術的な落書きがあって、街が美術館のようでした笑

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タンタンはベルギー産のキャラクターらしいよ!

あと、こんなのも街のショーウィンドウに。どっかの大統領だ!

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電車に乗ってアントワープへGO!

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それでは、本日メインの観光スポットであるアントワープへ電車に乗って移動します。

今回の旅行は現地のガイドさんが付いてくれていたおかげで、まるで東京で山手線に乗るくらいスムーズにベルギーの電車で移動できました。

タクシーでスイスイ移動するより現地の生活を体感できたんじゃないかなと思います。

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電車内です。日本と違って広告が全然ないですね。

ちなみにベルギー滞在中に乗った電車は全部冷房ついてない車両でした。向こうは涼しいからいらないのかなあ~。

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アントワープ駅に到着! ……って、なんだこれ、駅!? すご!?

ちなみにアントワープという地名の由来ですが、次の写真の像が表しています。わかりますか?

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この像のモデルはブラボーさんという人。よく見てみると……片手に人の手?を持って、振りかぶって投げようとしているように見えます。

ブラボーさんは、かつて通行料の代わりに人の手を取っていた悪い巨人を退治して、その巨人の腕を切り取り遠くに放り投げて、こらしめたんだそうです。

ガイドさんが言うには「アント」=手、「ワープ」=投げるという意味なので、この逸話が「アントワープ」という地名の由来になっているんだって。

はあ~、絶妙にシュールだけど面白い話ですよね。

 

ネロが見たかった絵をこの目で見る

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アントワープで見逃せないのは「ノートルダム大聖堂」です。(デカいし近いしで写真に写りきらなかった……! とても美しい建物です)

ノートルダム大聖堂聖母マリアを奉っている場所であり、そして「フランダースの犬」の主人公・ネロ少年が通い、その儚い命を失った場所なのです。

実は私、「フランダースの犬」を見たことないんだよなあ~!  不覚でした……。

ちなみにネロ少年が死ぬ間際まで見ることを望んでいた絵はこれです。

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ルーベンスという画家が17世紀に描いた「キリストの降架」という絵です。十字架に磔にされ死んだキリストを降ろすシーンを描いています。 

ルーベンスは人物の感情表現に秀でた画家だったそうですが、この絵からも聖母マリアらの深い悲しみが伝わってきますね。

この他、同じくルーベンスの描いた「キリスト昇架」と「聖母被昇天」もほんとうに素晴らしかった。

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ああー……すごかったなあ。

この「聖母被昇天」を描いているとき、奥さんの体が良くなくて、ルーベンスはかなりやきもきしていたそうです。結局奥さんは亡くなってしまうのですが、この絵って上部真ん中のマリア様よりもその下の赤い服を着た女性がなんだか目だって見えませんか……?

この赤い服の女性は、ルーベンスの奥さんだと言われてるそうです。なんだかその話をガイドさんから聞いて、「聖母被昇天」が好きになってしまいました。

 

一旦ランチタイム!

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ちょっと裏路地に入ったところにあるレストランでランチにしました。私が頼んだのはベーコンとチキンのパスタ。

これ、運ばれてきたときに「やきそば……?」「やきそばじゃん……!」ってザワザワしました。全然やきそばじゃなかった。めちゃめちゃうまかったです。

 

午後はルーベンスの住んでいた家

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アントワープ駅から15分ほど歩いた場所に、「キリストの降架」や「聖母被昇天」を描いたピーター・ポール・ルーベンスの家があります。

写真の建物は実際に住んでいた豪邸で、右側には絵画を製作していたアトリエです。どちらも現在は一般客向けに解放され、ルーベンスの絵やルーベンスが集めていた絵が展示されています。

中はこんな感じ。

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す、すげぇ~! ゴッホとかピカソのように、画家って貧乏な時代が長いイメージがありますが、ルーベンスはお父さんが役人で幼い頃からお坊っちゃま。さらには、当時宗教画を描くのは公的な仕事だったから、本人も相当もらってたんでしょうねえー。

アトリエの方にはそんなボンボン・ルーベンスの自画像が飾られていました。

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ちなみに、ルーベンスの有能な弟子であるヴァン・ダイクさん(下)は、ルーベンスが偉大すぎて彼の威光に隠れてしまい、あまり評価されなかった……という話も聞きました。不憫……だけど美青年……。

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夕飯はなぜかレバノン料理を。

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ガイドさんに何たべる?と聞かれまして、正直朝昼ガッツリ食べ過ぎて皆あまりお腹がすいていなかったので、軽くつまみながらお酒が飲めるところをリクエストしました。

連れてってもらったのはレバノン料理を出すお店。ベルギーに来てレバノン?と思わないでもないですが、ガイドさんなしでは絶対来れないお店です。感謝、感謝! 日本にはレバノン料理店ってあまりないですしね。

 

初めて食べたけど結構いける!と思ったのは下の2つです。

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左はなすのペースト、右はぶどうの葉でおかゆ状の米を巻いた食べ物です。特にこの2つが気に入ったんですが、他のも全部おいしかった。ベルギービールと一緒にいただきました。

 

2日目はこれにて終了。次の日もその次の日も予定はパンパンで、ベルギー旅行はまだまだこれからなので、一同早めに就寝です。

 

ちなみに、観光途中で入ったショッピングモールのトイレが有料でした。(!!)

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お店みたいに宣伝されてた。入場料は60セントでした。日本円だと現在100円弱くらいかな?

なんでもベルギーはトイレットペーパーや水道代が高いらしいので、無料で公開するわけにはいかないのかな?と思ったり。トイレを有料にしてるところは結構多いようです。

というわけで、自分の排泄にお金を払うという日本人にとっては貴重な体験をしたのでした笑 

 

次回、3日目の更新は未定なんですが、できるだけ忘れないうちに早めに書きたいと思います。よろしくどうぞ。 

 

8月公開予定の映画で楽しみにしてるもの12選+7月鑑賞報告

こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

今年の夏はほんとにヤバいですね。毎日ちょっとずつ蒸し焼きになっていく感じがします。

7月も期待の新作盛りだくさんでしたが、8月はいよいよ夏休み本番。今月公開される見たい映画を数えるだけで、楽しみすぎて湯気が出そうです。

お盆休みもあるし、漏らさず全部見ていきたいな~。というわけで、8月見たいと思っている映画12選を紹介していきます。

 

8月公開予定の見たい映画12選

【1日】インクレディブル・ファミリー

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2004年に公開された「Mr.インクレディブル」から14年。待望の続編がやってきました。

監督は前作から引き続きブラッド・バード。「トゥモローランド」の評価は賛否ありましたが、「レミーのおいしいレストラン」「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル 」での活躍が印象深いので、今回も期待しています。

予告編を見るに「インクレディブル・ファミリー」では、主人公・ボブが育児に追われる一方で、妻であるヘレンがヒーローとして活躍する様子。「子供を通して親(的な存在)も成長していく」という物語は、「トイ・ストーリー」シリーズや「モンスターズインク」でも見られるピクサーお家芸だと思うのですが、今回はどうなんだろうな~。性役割分業に対する何らかの答えも提示してくれるのでしょうか。

同時上映の短編「bao」もめちゃめちゃ楽しみ。肉まんちゃんかわいい……!

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お鼻がかわいい……!

 

【3日】ミッション:インポッシブル/フォールアウト

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リアルを極めていく男、トム・クルーズ。彼の挑戦はどこまで続くのか。「ミッション:インポッシブル」シリーズ6作目です。

監督はトム・クルーズのことを骨の髄まで知り尽くしたクリストファー・マッカリー。もはやファンは彼になら安心してトムを任せられるのです! 脚本を担当した「ザ・マミー」の無念を晴らせるのでしょうか。

「ゴーストプロトコル」では世界で一番高いビルの外壁を身一つで登り、「ローグネイション」では6分以上水中で息を止め続ける凄まじい映像を見せつけ、今作ではついに自らヘリコプターのライセンスを取得して操縦したというのだから驚き。

どこまで挑戦するんだ、トムクルーズ

しかもそのヘリコプターから飛び降りるらしいですね。予告編にも収められているビルからビルへ飛び移るシーンでは本当に足の骨を折ったそうですし。アクション俳優としてのこの本気度。トムクルーズ56歳ですよ、信じられない。絶対に劇場で見る!

 

【3日】スターリンの葬送狂騒曲

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スターリンという独裁者が死んだ後勃発する権力争いを描いた実話コメディです。スティーヴ・ブシェミを筆頭に、シブいおじさんキャストが勢ぞろい。どれだけ滑稽かつ風刺的な表現が見れるのか楽しみです。

2016年に公開された「帰ってきたヒトラー」は、過去に実在した最悪の独裁者をユーモラスに、時にチャーミングに描いた問題作でしたが、ヒトラーの目を通じて現代社会の課題を浮かび上がらせる意欲作でもありました。

スターリンの葬送狂騒曲」にもそんな「気づき」があるのでしょうか。それともひたすら面白いのかな。どっちにしろ見たいです。

 

【4日】バンクシーを盗んだ男

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バンクシーという正体不明、神出鬼没の謎のアーティストに迫ったドキュメンタリー映画です。以下、映画.comのニュースから引用。

街中の壁や公共物に、ステンシル(型紙)を使ってグラフィティ・アートを仕上げるという「違法行為」にも関わらず、作品の持つ反資本主義・反権力のメッセージ性と、優れた芸術性で高く評価されているバンクシー

https://eiga.com/movie/89051/special/

彼のやっていることは犯罪行為か、それとも芸術活動か。公共物に描かれたバンクシーのアートは、誰に所有権があるのかということも議論されます。

私は今まで恥ずかしながらバンクシーのことを知らなかったんですけど、この映画を通してアートの持つ力について考えてみたいなと思っています。

 

【10日】オーシャンズ8

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ジョージクルーニー、ブラッドピット、マッドデイモンら豪華キャスト勢揃いの「オーシャンズ」シリーズが、キャスト一新で再始動。今回はメンバー全員女性です。

しかもキャストは、サンドラブロック、ケイトブランシェット、アンハサウェイ、ヘレナボナムカーター、リアーナ……って最強すぎないか!?

サンドラブロックが演じるキャラクターは、過去作でジョージクルーニーが演じたダニーオーシャンの妹らしいですね。兄と同じかそれ以上のカリスマ性に期待。

カッコいい女性たちの魅力と、ケイパーものらしい流れるような犯罪計画&実行シーンの両方を楽しめる映画だと思います、めっちゃ楽しみ……!

 

【11日】ゾンからのメッセージ

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カメラを止めるな!」を劇場鑑賞した際に、面白そうな予告編で印象に残って、そのあとツイッターでこのポスタービジュアルを目にした時、見に行くことに決めました。

「ゾン」という謎の現象に囲まれて孤立した町が舞台のSF作品だということしか、まだ私も知りません。どんなお話なんだろう未知数!

 

【17日】ペンギン・ハイウェイ

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夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話体系」の森見登美彦さんの小説を、新鋭・石田祐康監督がアニメーション映画化。こっちもSF作品みたいですね。

声優としても実績のある蒼井優さんや竹中直人さんに加えて西島秀俊さんがキャスティングされてます。主人公の男の子を演じるのは北香那さんという方。名前を知らなかったので新人さんかな?と思ったら、あ~「バイプレイヤーズ」でジャスミンをやってた子だ!

森見登美彦さんといえば京都、そして大学生ですが、この「ペンギンハイウェイ」は少し趣の違う作品なんでしょうか?  それともメガネで四畳半に住んでいる男子学生が出てくるのでしょうか……。天狗の師匠は……?

 

【17日】銀魂2 掟は破るためにこそある

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昨年に引き続き再びの「銀魂」実写化です。監督はもちろん絶好調の福田雄一監督。前作のキャストも全員続投です。

この続編に関して私がまずコメントするならば、何より新しく登場するキャラクターのキャスティングについて称えたい……!  三浦春馬さん、窪田正孝さん、堤真一さんですよ。キャラクターの「再現」というポイントを原作ファンが最重要視するのをよくわかっていらっしゃる。

予告編を見た感じ、ストーリーも前作よりアツくて銀魂の「感動回」らしい仕上がりになってるんじゃないかなあ。あと、明らかにマッドマックスっぽいシーンありましたね。

 

【24日】検察側の罪人

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国民的大人気グループ「嵐」のメンバーであり「硫黄島からの手紙」などで名演技を見せつけた二宮和也と、SMAPを解散してもなお永遠のカリスマアイドルであり続ける木村拓哉が、演技バトルを繰り広げる作品です。

法廷ものといえば、通常は検事と弁護士が証拠や弁舌を尽くして争うものですが、この「検察側の殺人」で争い合うのは検事の二人。

すでに時効を迎えた凶悪事件の容疑者を追い詰めていく検事たち。しかし、二宮和也さん演じる若手検事・沖野は、先輩である最上が容疑者を真犯人に仕立てあげようとしているのではないか、と疑い始める。そこで争いが勃発するわけです。

予告編でもキムタクが「検事である意味がない!」と声を荒げながら机を叩くパワハラチックなシーンが出てきますが、果たして沖野は上下関係に打ち勝ち真実を立証できるのか……?  ジャニーズ事務所でも先輩後輩関係である二人が、役の上でも先輩後輩なのは面白いですね。

キムタクとニノは事務所の都合で長年共演が叶わなかった二人でもあるので、並んでるとちょっと感動してしまうんですよね。

脇を固めるキャストもかなり贅沢。邦画好きとしては逃さず映画館でみたいです。

 

【24日】マンマミーア! ヒア・ウィー・ゴー

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マンマ・ミーア!」の大ヒットから10年。陽気な彼らが帰ってきました!  思い出深いABBAのあの名曲たちを今、また劇場でたっぷり聞けちゃうってのが最高!

ソフィの妊娠・出産をきっかけに、母・ドナの若い頃を振り返り、さらには長い間付き合いのなかったソフィのおばあちゃんまで来ちゃうっぽいですね。親子四代に連なる愛と音楽の物語は私たちに前作以上に感動を与え、前作にはさらに深みを与えてくれると予想してます。

ちなみにコリン・ファースはこの10年でかなり売れっ子になったと思うので、あのお父さんトリオにパパその3として顔を並べてるのにちょっとびっくりします。前作より大幅に出番増えるかもしれないですね笑

キングスマン」などでコリンのファンになった方は、コリンの貴重な歌声を目当てに、前作「マンマ・ミーア!」から続けてぜひ見てほしいなあー。

 

【31日】アントマン&ワスプ

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「インフニティー・ウォー」で私たちに衝撃を与えたMCUが送る次なる作品は2015年に公開された「アントマン」の続編です。

ポールラッドが演じるアントマンことスコットは、「インフニティー・ウォー」では姿を見せませんでしたよね。だからこそ、この続編での彼の行く末がかなり気になります。最後には灰と消え去って終わり……なんてことないよね……?

前作でスコットの良き相棒かつラブロマンスの相手として描かれた、エバンジェリンリリー演じるホープが、今作では死んだ母親と同じ「ワスプ」のスーツを着て闘います。

予告編を見た感じ全然コンビネーションの欠片もなさそうだけど、大丈夫かな……?

マイケルペーニャ演じるルイスにもっともっと活躍してほしい!  

 

【31日】SUNNY 強い気持ち・強い愛

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モテキ」「バクマン」「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」の大根仁監督、最新作。2011年に大ヒットした韓国映画のリメイクだそうです。

20年前、女子高生として青春の真っ只中だった主人公たちを演じるのが広瀬すず池田エライザ、20年経ってあの頃の青春を懐かしむ主人公たちを演じるのは篠原涼子小池栄子ともさかりえです。

この映画の見所となるのはおそらく小室哲哉が担当する音楽、そして90年代に実際に流行していた楽曲たちが持つ色褪せない魅力でしょう。主題歌であり映画タイトルにもなっている小沢健二の「強い気持ち・強い愛」をはじめ、数々の名曲を映画館で聞くのが楽しみ。「マンマミーア!」といい、今月は劇場でノリノリになる機会が多そうです。

和製「ガーディアンズオブギャラクシー」のような音楽使いを期待してるんですが……大根監督、頼むー!

 

7月鑑賞報告&ランキングベスト5

7月映画館で観賞した作品は以下の通りです。

以上の11本です。えーっ、なにこのラインナップ。ほとんど今年ベスト級なんだけど……無理やりランキングベスト5を選んだのでご覧ください。

  1. カメラを止めるな!
  2. 名前
  3. ウィンチェスターハウス
  4. ポケモンみんなの物語
  5. バトル・オブ・ザ・セクシーズ

1位はみんな納得ですよね。口コミから話題になり、「カメラを止めるな!」の躍進は社会現象レベルです。だって最高に面白いもんね。わかる。しかも皆がハッピーになれる映画ですもんね。

「名前」は公開館数も少ないし、あまり話題になっていませんが、心に刺さった大事な一本です。津田寛二さんが好きな人はぜひ。

7月は「インサイド」「ゴーストストーリーズ」などホラー作品が多かったですが、エンタメとしての面白さで「ウィンチェスターハウス」に分配を上げました。

いやしかし「未来のミライ」も意外と好きな映画だったし、「セラヴィ!」も良かったし、7月は良作賑わってましたね。

 

今月もベスト決めるの大変そ~! 「ジュラシックワールド」「BLEACH」もまだ見ていないので、今月も忙しくなりそうです。夏の暑さに負けずに頑張ります。

というわけで今月も楽しい映画鑑賞ライフを~~。

 

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」感想/本当の敵はボビーではない

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こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

7月6日に公開された「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」がとても良い映画だったので、ご紹介しますね。

ここ最近「Me too」運動をはじめとした女性差別撤廃のムーブメントが、インターネットを中心に高まっています。また、ハーヴェイ・ワインスタインを筆頭に、次々に大御所映画人がセクシャル・ハラスメントを告発されたのも記憶に新しいと思います。

そんな中公開されたこの「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」は、すべての女性たちに勇気を与え、映画を見る私たちの視点に深みを与えてくれました。

この記事では、その「深み」の部分に触れていきたいと思います。核心的なネタバレはしないように努力しますが、物語の流れには触れているので「ネタバレ絶許」という人はぜひ鑑賞後に読んでくれたらうれしいです。

 

バトル・オブ・ザ・セクシーズ」2つの大きなポイント

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この映画は「女性をナメてた失礼な男性をギャフンと言わせてスッキリ!」というだけの単純なストーリーじゃありません。もちろん「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を見た人は、そんなことは了解済みでしょうけど。

さらに言えば、「女性の権利獲得への闘争」だけを描いた映画ではないと思うのです。

たとえば私は以下の2つのポイントが気になりました。

  • ビリー・ジーンは同性愛者
  • ボビーにかかったマスキュリズムの呪い

女性VS男性の構図をメインとして、いろんな視点での葛藤や「生きづらさ」のヒントを描いている。それが「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」に「深み」のあるゆえんです。

ここからは、上に挙げた2つのポイントについて掘り下げて考えていきます。

 

ビリー・ジーンは女性と恋に落ちる

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エマ・ストーン演じるビリー・ジーンは既婚者で夫がいますが、美容師のマリリンという女性に出会い恋に落ちます。それまで女性を性的対象として認識したことがなく、自分が同性愛者である自覚もなかったビリー・ジーンは、マリリンとベッドを共にする前に葛藤するのです。

自分が同性愛者だと周りにばれるのを怖がる彼女の言葉は、同性愛者として生きてきたであろうマリリンの心を容赦なく刺したでしょうね。ビリー・ジーンはそれに気がついていない。とても切ないシーンだと思います。

女性(自分)に対するステレオタイプや差別に敏感な彼女も、他者へ向けた自らのステレオタイプには鈍感なんですね。(この構図は「ズートピア」のジュディを連想します)

そもそもビリー・ジーンはかなり保守的な家庭で育ち、同性愛者としての自分を長らく受け入れることができなかったんだそうです。そんな彼女の境遇がマリリンに対しての失礼な態度をとらせてしまったのかもしれません。

映画の中で明言されてはいませんが、アランカミング演じる衣装デザイナーのテッドも、たぶん同性愛者ですよね。

男性の身体を持っている彼は「女性差別」に晒されることはありません。でも、ビリー・ジーンや他の多くの女性たちと同じように、「男性主義」に阻害されています。

ミソジニー(女性蔑視)」と「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」はホモソーシャル至上主義の元に共有されるからです。つまり女性も同性愛者も「男性同士の聖域」に紛れ込んだ異分子として排除されてしまうということです。

だから、テッドがビリー・ジーンを最後に抱きしめるシーンには、彼の希望も込められているんだと思います。みんなが阻害されることなくフラットに生きていける社会が、いつか実現することに対する希望が。

 

本当の敵はボビーじゃない

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さて、ビリー・ジーンは「フェミニストVS男性主義者」の闘いとしてボビー・リッグスに試合を申し込まれます。「男尊女卑」的な発言を繰り返すボビーを打ち負かし、彼に「間違っていた」と認めさせることこそがビリー・ジーンの目的なのでしょうか?

実はそうではありません。ビリー・ジーンとボビーはテニスコートの上で同じ「敵」と闘っていました。

ボビーは家族からの承認を何より欲していますが、そのための手段として「勝つ」ことしか知らない人です。

若いころからテニスで活躍し、勝って「人の上に立つ」ことで男性として認められてきた人。自分よりお金持ちな奥さんと結婚した彼は、男性として認められる快感を味わい自尊心を保つためにギャンブル依存症になったのではないかと思います。

しかし、ギャンブルに没頭すればするほど家族からの信頼は失われていく。年を取ればとるほど広がる理想と現実のギャップにボビーは疲弊しています。「勝てない自分」「威厳のない自分」に彼は価値を感じることができない。

彼もまた、「男性主義」「ホモソーシャル」という社会のシステムによって生きづらさを味わっている一人なのです。

そう思うとメディアの前や家族の前で道化を演じるボビーの姿に憐れみを感じます。あの陽気なふるまいやバカげた悪ふざけも、ホモソーシャルの中で彼が立ち位置を確立しようと作り上げた手段なのかもしれないからです。

ビリー・ジーンがボビーに勝てば、2人は同時に大きな抑圧から逸脱できる。

「被差別者が対立する差別者もまた社会という大きな敵の被害者である」というのは、「シェイプ・オブ・ウォーター」の感想でも書きました。「シェイプ・オブ・ウォーター」の「対立する差別者」というのはご存知ストリックランドのことです。

kasumigaseki0822.hatenadiary.com

作中でストリックランドに直接的な救いが与えられることはついにありませんでしたが、ボビーは救われました。

試合のあと、彼の元に一人の人物が会いに来る。勝ち負けは関係なしに、彼はひとりの人間としてちゃんと承認されるのです。そのことを思うと、ちょっぴり涙が出てきます。

ビリー・ジーンは、自分をテニス協会から追い出したジャックに対してこう言います。

「ボビーはわかってやってる。あなたは違う」

ビリー・ジーンはボビーが本当の敵ではないとわかっていたんでしょうね。コートの上の2人はスポーツ選手としてお互いを尊重し合い、真剣な試合を繰り広げていました。

 

バトル・オブ・ザ・セクシーズ」闘いはまだ続く

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この映画は実際にあった試合をモデルにしていますが、それは40年以上昔のことです。ビリー・ジーンが女性の権利をかけて闘った試合からもう40年経っているということです。

それなのに、私たちは果たして前に進めているのでしょうか。

昨日、東京医大が2011年から女性受験者の点数を不当に減点していたことが明らかになりました。杉田水脈議員の「同性愛者は生産性がない」発言もありました。

ビリー・ジーンが必死で勝ち取ったものは、今の時代にしっかり引き継がれていると信じたい。しかしそれにしても、成長が遅すぎるのではないかと思うのです。

もうとっくに気がついていた人も多いと思いますが、私をはじめとした一部の女性たちは最近やっと気がつきました。

私たちは、マリリンを傷つけることのないように、ボビーを倒すことだけを目的化しないように、皆で協力してビリージーンやテッドの望んだ社会を目指していかなければならないんだと思います。

 

私たちはどんな社会を理想としていくのか、物語を通して見せてくれた「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」とてもおすすめです。

 

映画「インサイド」感想/この主人公は応援できない!自業自得ホラー

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こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

インサイド」という7月13日公開のホラー映画が面白かったのでご紹介します。以下、公式サイトの映画紹介文の引用です。

音なし。助けなし。あるのは絶望だけ。最悪の夜に最恐の女が襲いくるエクストリーム・シチュエーション・スリラー!

「音なし」というのは、主人公が自動車事故で聴力を失っていることを指します。補聴器なしにはほとんど音を聞くことができません。

あとはもう説明文通りで、夫に先立たれ一人で暮らしている女性の家に、イカれた女が侵入してくるという物語です。

で、この映画の肝は「主人公に全く同情できない」というところだと思うので、その理由を説明したいと思います。映画の核心的なネタバレはしないように努力しますが、「ネタバレ絶許」の人はぜひ鑑賞後に読んでもらえるとありがたいです。

 

何重にも困難を背負った主人公

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では、改めて主人公がどんな人物か説明しますね。

主人公の名前はサラ。妊娠中に自動車事故に遭い、夫と聴力をいっぺんに失ってしまいます。

つまり彼女は以下のような状態なわけです。

  • 夫を失い家にはひとり
  • いつ生まれてもおかしくない臨月の大きなお腹
  • 補聴器がないとほとんど何も聞くことができない

いくら「エクストリーム・シチュエーション・スリラー」だからって、盛り沢山すぎる困難ですね。耳じゃなく目が見えないのは「ドントブリーズ」のジジイだったな……と思ったけど、あれは襲ってくる側でした。

 

インサイド」襲ってくるのは女

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この映画で主人公を襲うのは、幽霊でもモンスターでもなく生身の女です。

髪をしっかりひっつめてお化粧をして、ズボンを履いた普通の女性のように見えます。(ズボンってとこがすごく良い)(リアル)

しかし、彼女はサラの住んでいる家に侵入し、寝ているサラのお腹から赤ん坊を取り出そうとするのです。周到に用意された医療用メスや点滴、手袋などから冷静さが感じられて、逆に恐ろしい。主人公を殺さないように赤ちゃんだけいただこうと思っているわけですね。

彼女はほとんど正気なんです。ただ、他人の赤ちゃんを自分の物にしようとしているところ以外は。

なぜ彼女はサラの赤ちゃんをこんなに執拗に狙うのでしょうか。口ぶりからすると、個人的な恨みがあるようですが……。

 

主人公の行動にイライラ……

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わけのわからん知らない女がいきなり自分の腹を裂こうとしているところで、間一髪目覚めたサラ。必死に抵抗してバスルームに立てこもります。

なんでこの主人公の行動にイライラするかというと、逃げるチャンスがいっぱいあるように思えるからです。

夫を失い一人で住んでいる彼女ですが、隣のやさしいゲイカップルやお母さんが家を訪ねてくれるし、なんだかんだ警察も来てくれる。それなのにもたもたしてたり、過剰な警戒や油断のせいでことごとくチャンスをつぶしていくんですよ。

彼女が◯◯◯◯◯を◯した時はびっくりした。

よく考えたらアレ、主人公が無事生き残ったとしても一生引きずるトラウマになりますよね。(詳しくは映画を見てください)

隣の彼も油断しすぎ!バイバイじゃない!後ろ後ろ!後ろ―!!

前述したように、たぶん女は赤ん坊だけが目的なので、他の人を攻撃する意思はないはずなんですよ。でも、皆が考えなしに飛び込んできて邪魔するから……。

なんとか苦労して主人公が女のいる自宅から逃げ出せたあとも酷いです。せっかく外に出れたのに、よりによってそこに入るか!? もちろん、耳は聞こえないしお腹は重いし、判断能力はマヒしちゃってると思うので、仕方ないんでしょうけど。

とにかくもう追いかけっこがひたすらもどかしくて、主人公の行動にもクエスチョンマークが浮かんで、全然応援する気になれないんですよね笑

 

実は因果応報ホラー?

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実はサラが夫と聴力を失った事故の原因も、彼女が運転中によそ見をしたからなんです。
そのよそ見の流れも酷くて、

サラ「あ、今赤ちゃんお腹を蹴ったみたい!耳当てて聞いてみて?」

夫「どれどれ~、ほんとだ!」

とかやってるうちに前方から来た車と正面衝突。車は一回転して逆さまになり、夫は息絶え、サラの耳からは血がタラリ。

彼女の不注意が原因の事故なので、自業自得なんじゃないかと感じてしまうんですよね。むしろ彼女が衝突した車に乗っていた人の方が被害者なのでは……。

そして、極めつけはこの映画のラストで判明する事実。それが判明してからはもう、主人公のことを素直に応援なんてできなくなります。

むしろ主人公が助かったら後味が悪いとまで思ってしまうくらい。そして、あの結末……。

 

インサイド」おすすめです!

散々主人公の悪口ばかり言ってきましたが、ホラーとしてかなり面白いのでおすすめです。
ハラハラします。スリルがあります。

最近「ウィンチェスターハウス」とか「ゴーストストーリーズ」とか、男性主人公のホラー映画が多いですが、インサイド」は女性の狂気や怨念が詰まってていいですよ!

鑑賞後は主人公への文句で盛り上がること間違いなしです。

 

長いフライトの末、到着!ベルギー旅行記録その②【1日目編】

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こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

社員旅行でベルギー旅行中です。滞在1日目の夜は時差ボケと疲れもあって一瞬で寝てしまい、2日目の朝これを書いています。

それでは、ベルギー旅行記録その②【1日目】書いていきます。よろしくお願いいたします!

↓ベルギー旅行記録その①【前夜編】はこちら

生まれてはじめて海外へ!ベルギー旅行記録その①【前夜編】 - オールうまいものノート

 

成田空港から出発

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午前8時半に皆と合流し、発券・荷物の預け入れ・両替・ポケットWi-Fiの受け取りを済ませました。

両替の際は、「50ユーロ以下で揃えてください」と伝えて、少額紙幣に替えてもらうと旅行中のお買い物で自分にも相手にも手間をかけなくてよくなります。

集団での旅行だとワリカンとかもありますしね。普段日本でおでかけするときにも万札を崩して準備することがあると思いますが、そういう感覚です。

ちなみにユーロ紙幣めちゃくちゃ可愛いなと思いました。写真を撮っちゃった。

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少し空港内をぶらぶらして、午前10時50分ブリュッセル行きの便に乗り、約13時間のフライトがスタートです。

 

はじめての長時間飛行

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今回の旅行はもちろんベルギー観光がメインの目的なんですけど、私が楽しみにしていたことの1つが「機内での映画鑑賞」なんです。
前の座席の背もたれ部分に小さい画面がついていて、そこを操作すると映画が見れるようになってます。
ラインナップは噂に聞いた通り、最新の映画ばかりでした。映画館に見に行ったばかりの「アーリーマン」が並んでたのは地味にショック。「ボスベイビー」「リメンバーミー」「犬ヶ島」なんかもありました。

私が見たのは「ジュラシックワールド」「少林サッカー」「世界にひとつのプレイブック」です。

少林サッカー」懐かしくなって久しぶりに見ましたが、やっぱめっちゃ面白い。女性の描き方にエグみがなくて、当時にしてはかなりフラットに思えるところに好感を持ちました。

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これは機内食。計2回出ました。
その他にもおつまみやら、軽食のパンやら、ハーゲンダッツやら、いろいろ頂いてしまって、ANAすっげえな……さすがだなと恐縮しきりです。

隣に座っていた同僚と見た映画の話で盛り上がったこともあり、13時間はあっという間に終わりました。帰りも楽しみです。

 

到着!そしてパニック

ついにブリュッセル空港に到着。現地のガイドさんに案内されてすぐにタクシーに乗り込みます。
周りを行く人々が全員日本人ではないことに、当たり前ながらカルチャーショックを受けました。街並みも日本とは全く違うし、信号機もトイレットペーパーも馴染みのない姿をしていて、軽くパニックです。タクシーも間違えて運転席の方に乗り込もうとしてしまったし……。

20分程度でホテルに着いて、チェックイン。ホテルはキレイで何から何まで行き届いていました。

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アメニティのシャンプーが泡立たないとか、シャワーが暴れてそこら中水浸しになるとか、小さなトラブルはありましたが、ほんとに快適に過ごせるホテルです。これから4日間よろしくお願いします。

 

散策&日差しの中夕食f:id:kasumigaseki0822:20180727062330j:image

ホテルはブリュッセル中央駅から歩いて3分ほどなのですが、夕飯まで周辺を散歩しました。
ブリュッセル市内はそこら辺にゴロゴロ歴史的な建築物が転がっていて、何気なく歩いたアーケードが「かつて岩倉具視が歩いた場所」とかっていきなり教えてもらってびっくりしました。1600年代の建物が全然珍しくないんですよ。

日本は使ってる資材の違いや、戦争や災害などの影響もあって、これほど多くの建物が残り続けるのは難しいのかもねと、同僚と話し合いました。

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夕食はホテル近くのベルギー料理を出すカフェへ。名物であるムール貝や牛肉のワイン煮込み、フレンチフライなどを食べました。

「フレンチフライ」って名前がついてるけど、ほんとは芋を揚げた食べ物の発祥はベルギーなのよ、とガイドさんに教えていただき、感心。「ベルギーフライ」だったかもしれないわけですね。


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日本でも最近ベルギービールは人気がありますよね。ベルギーではベルギービール飲み放題ですよ!

この日飲んだのは鮮やかな赤のチェリービール。さくらんぼのフレーバーで甘くて飲みやすいです。フライトの疲れもあってか、一杯でかなり酔っぱらってしまいました。

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歩いてすぐのところに世界遺産のグランプラスがあるので、食後の散歩がてら見学に行きました。世界で最も美しい広場と言われているそうです。

四方を歴史ある建物に囲まれ、お酒を飲んで盛り上がっているベルギーの人たちに混ざる夕食後のひとときが、自分の日常と地続きだとはとても思えませんでした。異世界に迷い混んでしまったみたい。

 

1日目終了!

ベルギーの首都、ブリュッセルは右を見ても左を見ても歴史ある荘厳な建物ばかりで、感覚がマヒしてきます。

特に気にせずパシャパシャ写真を取りまくっても、すべてが絵になる名ショットになるのです。楽しくてどんどん撮ってます。

まだ旅行ははじまったばかり。2日目も楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

生まれてはじめて海外へ!ベルギー旅行記録その①【前夜編】

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こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

7月25日~30日までの6日間に渡って、ベルギーへ海外旅行をすることになりました。

今まで海外へ行った経験が全くないため、自分がヨーロッパへ行くなんて、いまだに信じられません。

この貴重な初体験を、せっかくなのでブログに書き残しておくことにしました。

普段は映画の感想をメインに書いているブログなので、読みたい人はあまりいないかもしれませんが、どこかの誰かが面白がってくれたらいいな。

そんなベルギー旅行記録第1弾は、まだ出発前の【前夜編】。荷造りなどの準備について書いていきます。

 

海外旅行に必要なものは?

国内旅行は何度か経験があります。一人旅も。じゃあ、はじめて海外旅行するにあたって特別に必要になるのはどんな準備だろう?と調べてみました。

まず、出発前に行うべきは以下の3つでしょうか。

  • パスポートの取得
  • 海外旅行保険の加入
  • 現地の気候や治安などのリサーチ

特に大仕事なのはパスポートの取得ですかね。申請は平日しか受け付けていないので、会社を途中で抜けさせてもらいました。あとは、戸籍謄本を本籍地に取りに行くのが面倒でした。

今回は社員旅行なので、保険はみんなでまとめて加入しました。気候や治安なども、社内の優しい人がパワーポイントにまとめてくれたのであえて調べる必要はありませんでした。

ベルギーは日本より気温が低く、湿度も低いため過ごしやすいようです。現在ニュースを騒がせている猛暑から逃れられるのが嬉しいかな。皆さん、熱中症にお気をつけてくださいね。

 

スーツケースをレンタル

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何度も旅行する予定は今のところないため、スーツケースはレンタルにしました。5日間の滞在ですが、余裕をもって1週間ほどの荷物が入るサイズ。

ファスナータイプだと布の部分をカッターで裂かれて荷物を持っていかれることもあると聞いたので、念のためフレームタイプにしました。

 

旅行用のおニューのシューズ

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スニーカーを持ってなかったので新調しました。ニューバランスはデザインが安定しておしゃれなのがいいですね。

もう1つ、今回宿泊するホテルに軽いドレスコードがあるということで、低めのパンプスも用意しました。観光でもフォーマルでも使えるワンピースと合わせて着ようと思ってます。

 

パスポートケースも購入

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(完全に趣味)

600円くらいのマーベルデザインのパスポートケースも買いました。こういうワクワクするような持ち物が一個あると、気分変わりますよね。

パスポート、搭乗券予約のコピー、滞在ホテルの情報、クレジットカード、PASMO、証明写真2枚を入れてます。

私は今のところ使ってませんが、海外ではすれ違い様にクレジットカード情報を抜き取られてしまうこともあるみたいなので、カードはスキミング防止ケースに入れた方が安心かもです。

パスポートのコピーは念のためキャリーケースに入れてます。

 

旅行中読む本もたくさん

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行き帰り合わせて26時間も飛行機に乗っているので、たくさん本を用意しました。最近ハマってる荻上チキさんの本が多め。

全部紙の本ですが、別に電子書籍憎し!ってスタンスでもないので、Kindleに入れてきた方が身軽だったなって後から気がつきました。ちょっと重くなっちゃった。

 

これらをせっせと出発前日にスーツケースに詰めまして、準備完了です。今まで長期間の旅行もあまり経験がないので、持っていく洋服の量にちょっとびっくりしてます。かさばるなあ~、お土産持って帰ってこれるか心配。

 

ベルギーいってきます!

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今、この記事は空港で書いてます。これからブリュッセル行き10時50分の便で出発です。

あんまり普段スマートフォンでブログ更新しないんですけど、旅行中はスマホで小まめに状況を報告したいと思ってます。これを機にアプリでの更新にも慣れたいなあ。

 

では、いってきます!

 

 

 

 

「ポケットモンスターみんなの物語」感想/負け犬たちのポケモンパワー!

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こんにちは。Tanuki(@tada11110)です。

7月13日に公開された今年の劇場版ポケットモンスターは、映画好きのみんなが好きそうな作品でしたよ。なかなか普段はポケモンの映画を見に行かない人にもおすすめしたいなと思いました。

だから、どんな映画だったのか書いていこうと思います。

クライマックスのネタバレはしませんが物語の流れには触れているので、「ネタバレ絶対許さん!」って方は鑑賞後に読んでもらえたら嬉しいです。

 

今回のポケモンは「群像劇」

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昨年のポケットモンスター20周年記念映画「キミにきめた!」は原点回帰の作品でした。サトシとピカチュウの出会いをもう一度描き、人々の記憶に残る懐かしい名シーンを再現して見せました。

一方で、今までのポケモンらしからぬ挑戦的な表現をもって、ポケモンというコンテンツが持つ強い力を感じさせてくれたのを覚えています。

そして今年公開された「みんなの物語」も、かなり挑戦的な作品になっていました。

 

「みんなの物語」は主人公はサトシ一人のいつものポケモンではなく、老若男女5人による群像劇です。その5人はそれぞれ現状の自分に何らかの不満を感じ、トラウマやコンプレックスに阻まれて立ち止まってしまっています。

サトシはそんな彼らとコミュニケーションをとり、彼らの成長を促すような存在として描かれるのです。

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ポケモンパワー」(劇中に出てくる言葉です)をみんなに伝える媒介者、それが今回のサトシです。

ピカチュウとサトシの「年季の入った」絆を目の当たりにして、登場人物たちはそれぞれ傍らのポケモンの力を借りて一歩踏み出していく。ダメだった自分を奮い立たせて大きなことに挑戦しようとする。

厄介者だった彼らが交流を通じて自信を取り戻していく様は、昨年の「SING」を思い出します。

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こういう映画をライムスター宇多丸さんがこう呼んでましたね。「負け犬たちのワンスアゲイン」と。「みんなの物語」は、まさにそういう映画でした。 

つづいて、魅力的な登場人物たちを紹介していきますね。

 

「みんなの物語」5人の負け犬たち

リサ

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声は川栄李奈さん。リサは過去に大きなけがをしたトラウマで走れなくなり、陸上部をやめてしまった高校生です。「恋は雨上がりのように」のあきらちゃんのような設定ですが、別におじさんに恋したりはしませんでした。

弟に頼まれてポケモンゲットに初体験。イーブイをゲットします。

 

トリト

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声は濱田岳さん。トリトはポケモンを愛する優秀な研究者ですが、極度のあがり症でなかなか研究発表を成功させられません。一番の相棒は優しいラッキー。

 

カガチ

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声は大倉孝二さん(ぜよ~!)。カガチはすぐに見栄を張ってウソをついちゃう虚言癖おじさん。体の弱い姪っ子のことを心から愛しているのに、喜ばせたくてやっぱりすぐウソをついてしまいます。

自分と重ね合わせて救ったウソッキーになつかれています。

 

ヒスイ

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声は野沢雅子さん。違和感ないどころか本人に見えました。

ヒスイはポケモン嫌いで有名なばあさんです。でも、うっかりポケモンを寄せ付ける薬剤を頭からかぶってしまい、ポケモンが周りにどんどん集まってきてしまいます。ポケモンを遠ざけているのには理由がありそう……?

 

ラルゴ

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声は芦田愛菜さん。さすがプロ。ラルゴは市長の娘だが、何か隠し事がある様子……?

 

彼ら5人は1年に1度の「風祭り」の会場で出会い、サトシに影響されて成長していくキャラクター達です。……どうですか、設定だけ見ててもワクワクしてきませんか。

 

ポケモンパワー」って何?

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劇中サトシがすっごい自信満々に「ポケモンパワーだ!!」って言うんです。

私たち観客も登場キャラクター達もサトシのオーラに圧されて「なるほど……ポケモンパワーだな!」って納得しちゃうんですけど、ポケモンパワーってなんなんですか、サトシさん。

今回の映画のサトシさんはちょっと達観しすぎていて、さすが20年もポケモンマスターを目指し続けてる人は違うわ……と思いました。私ら一般人にはなかなか到達できない境地ですね。

とまあ、冗談はさておき、サトシの言うポケモンパワーはたぶんポケモンだけがくれる力じゃないんですよね。隣にいてくれる誰か、どこかで待っていてくれる誰か、心の中にいつもいてくれる誰かも、ポケモンパワーを与えてくれるんだと思います。

そして「ポケットモンスター」という作品は、ポケモンたちをただのペットとしてではなく、対等な他者として、時には人間を超越するものとして丁寧に描いているところが素晴らしいなあと感じました。

 

ファンの方ご安心を、ロケット団も出ます

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映画オリジナルキャラクターばかりなので、心配してた人もいるかもしれませんが、ロケット団もちゃんと出てました。(ソーナンスも健在)

確かムサシとコジロウって、ムサシの方がいくらか年上だったと思うんですが、それを意識させる作画に見えたのが良かったです。

 

「みんなの物語」おすすめ!

というわけで、子供向け作品だと侮るなかれ。見終わったときには最低5回は泣いているはずです。私はそれ以上泣きました。

ポケモンパワー」満タンチャージの状態で映画館を出れるので、毎日孤独に消耗し、つらい思いをしている社会人の皆さんもぜひ、夏休みの子供たちに混じって見てみませんか。おすすめです!