たぬきの映画日記

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金、ジャマだなあー!「バリー・シール アメリカをはめた男」感想

映画館で「バリー・シール アメリカをはめた男」を見ました。

 

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トム・クルーズといえば今年の主演作「ザ・マミー」を三回鑑賞して、三回とも寝落ちするという醜態をさらしたのは私です。

 

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毎回同じタイミングでふっと目を覚ますので、「セテパァイ……」っていうシーンを3回は見ているのですが、
毎回また眠りに落ちるのでセテパイがなんなのかはわかりません。

 

3回も見に行ったのは、ザ・マミーから始まる「ダークユニバース」に期待しているからなので、ソフト化したらリベンジします(笑)

だってラッセルクロウがカインとアベルなんて最高じゃん……。頑張ってほしい。

 

で、今回の「バリー・シール アメリカをはめた男」ですが、めちゃめちゃ面白かったです!

 

監督はダグ・リーマンで、トム・クルーズとは「オールユーニードイズキル」の時に一度タッグを組んでるんですね。

「オールユーニードイズキル」のトムは最初うさんくさいニヤニヤ顔だったのが、時間を繰り返すうちに精悍な顔つきになって、終盤ではすっかりいつものヒーローらしいトム・クルーズでした。

しかし、「バリー・シール」でのトムは、最初から最後までうさんくさいニヤケ顔一辺倒。
運とノリの良さだけでのしあがっていく実在の麻薬密輸王を演じています。

 

相手がCIAだろうが麻薬密売組織だろうがホワイトハウスだろうが、金や保身のためになんでも運ぶバリー・シール。
様々な法を犯しすぎたためにDEA(麻薬密輸取締局)、AFT(危険物取締局)、州警察、FBIという4つの組織に同時に逮捕されるシーンは、最高すぎて笑ってしまいました!

 

あと印象的なのは、札束、札束、札束の山!

勢いよく稼ぎすぎて、バリーの家には札束が溢れてしまいます。
戸棚のなかにも、靴箱の中にも、裏庭にも札束!
まるでゴミ屋敷のように札束が溢れ出てきます。

こんなに「金、ジャマだなー!」と思う映画ははじめてです(笑)

 

イチオシキャラはドーナル・グリーソン演じるCIAのシェイファー。

 

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バリーを振り回して良いように使い倒し、危なくなったら彼を切り捨ててちゃっかり昇進する。
実はシェイファーが一番のくせものなんじゃないかと思いました(笑)

 

実在の人物を扱う映画が多くある中でも、この映画が他の映画と違うなあと思うのは、
カリスマ性や才能のある選ばれた特別な人としてバリーを描かなかったところです。
彼はただただ成り行きに身を任せ、「なるようになるさ」で取り返しのつかないところまで飛び込んでしまった。

 

その、なんだか愉快で信じられないような実話を、トム・クルーズという素晴らしいスターを最大限に活かして描ききった「バリー・シール」。
超面白かったです。おすすめです。