たぬきの映画日記

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ワンちゃんこそ正義!「ミラクル・ニール!」感想

映画「ミラクル・ニール!」をNetflixで見たんですよ。


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主演のサイモン・ペグは、「スタートレック」や「ミッションインポッシブル」などの大作シリーズに出演しているので、見たことある人も多いはず。


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また、「ホットファズ」「ショーンオブザデッド」といった数々の傑作コメディ映画に主演していることでも有名です。

そんな彼が突然全知全能の力を得た平凡な男を演じるのですが、設定だけでも見たくて見たくてうずうずしてきます。

 

さらに今作は2014年に亡くなった名優ロビン・ウィリアムズの最期の出演作でもあります。

わたしの世代(20代中盤)には、「ナイト・ミュージアム」のルーズベルト大統領!といえば大抵伝わると思います。


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彼が「ミラクル・ニール!」で演じたのは、
なんと、犬!


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声の出演なのです。エンドロールには楽しそうにわんちゃんの声を出すロビン・ウィリアムズの姿が収められています。
ステキな人だったんだなあ。


映画の内容ですが、主人公のニールが「いい人過ぎず悪い人過ぎない」ところが良かったです。

普通「全知全能の力」を手に入れたら、一度は好き放題やりまくると思います。

ところがニールの願いの欲の浅さと言ったら。

「学校爆発しろ!」「○○ちゃん僕のこと好きになれ!」「食べたことないくらい美味しい料理!」ってお前その願いはなんだ、のび太くんか。

友人に金をせびるなど若干のダメ男描写はありましたが、働いているし身なりもこぎれい、愛犬家で女性にもてないわけでもない、基本的には普通の成人男性なんですよね。
こっそり小説は書いてるけど、小説家になりたいとは言ってない。野望とかも特に持ってない。

それだけ「無茶しない」ニールが全知全能になっても、くだらない願いばかりで話が進展しないような気がします。
しかし、ニールとは対象的に敵役の「彼」が力を使ってこれでもかと欲望を発散させてくれるので、なんでも叶う特別な力の恐ろしさが身に染みてきます。

「すべての○○が○になれ!」なんて願い事、怖いぞ。
途端に周囲から響き渡るクラクションやクラッシュ音。
なぜそれを願うのか意図が全然理解できないから、怖いぞ。

 

そして最終的な帰着は「犬こそ正義」であり、それも「宇宙規模でも犬こそが正義」というトンデモ愛犬映画なのでした。

 

ロビン・ウィリアムズ演じるデニスもかわいいけど、あの足の短い黒いわんちゃんも可愛かったなあ~~。

 

コメディ好きサイモンペグ好きにはもちろん、SF好き犬好きにもオススメな映画です。