たぬきの映画日記

映画メイン。あとは日常つらつら

暴走ノンストップ主人公を許せる人向け「トリガール!」感想

トリガール!」を見ました。

ライトな映画好き向け(っていうと角が立つかもですが)のポップで勢いのある映画でした。

ただ、寛容さに自信のない人は見ない方がいいかも……笑

特に、電車やバスの中で騒ぎ立てる大学生集団に青筋立てるタイプの人にはオススメできません😱


f:id:kasumigaseki0822:20170909085153j:image

 

逆に言うと、現在大学生活満喫中!の人や、輝かしい大学時代の思い出を大切にしている人にはおすすめです。

 

主人公は、流されて滑り止めの大学に入学した鳥山ゆきな(土屋太鳳さん)。

彼女が冒頭のバス車内のシーンで「メガネメガネメガネ!」と連呼するシーンでも、ムカッときちゃう人は多いかもしれません笑

この映画は大学生に特有の「周り見えてない感」がものすごく強いです。

たとえば居酒屋さんで料理を作った人や食べているお客さんたちがいる中で、大声で「吐け!」と叫ぶのはあんまりじゃないでしょうか。

そのシーンだけでなく、メイン二人が言い争う声はことごとくデカい。

でも、周りの迷惑なんて鑑みている暇はないわけです。

 

大学とは、親や部活、受験などにがんじがらめになっていた高校時代から解放され、長く苦しい社会人生活を送るまでのつかの間の自由時間。

「人生の夏休み」というやつなのです。

大学生たちは今だけの特権を自分たちが持っていることをよく知っている。

だから全力で謳歌し、突き進み、ちょっとだけ頭を出し始めた承認欲求を全力で満たしにくるのです。

うるさく楽しそうに騒ぐ大学生たちのメンタリティとはつまりそういうことだと私は思う。

 

鳥山ゆきなとそのパートナー、間宮祥太郎演じる坂場大志もすっげぇうるさい。

最初から最後まで怒鳴りあっている。

そんな二人の姿を見て、私は過ぎた大学時代を懐かしく感じ、少し自分を重ねて恥ずかしくも思うわけです。

 

ストーリーのメイン軸は「鳥人間コンテスト」への挑戦なのですが、欲を言えばもう少しメカニスト組の科学的探求を入れてほしかったなあと思います。

あと5分でも彼らのロマンが感じられるシーンがあれば、クライマックスで飛行機を見守るシーンにもカタルシスが生まれたのでは。

 

予告編のブラスバンド音楽しかり、劇中のダンレボシーンしかり、矢口史靖監督に相当影響受けてる作品なので、

ウォーターボーイズ」が好きな人は見に行ってみるといいかも。

個人的にはゆきなの友達役の池田エライザさんに100回一目惚れする映画でした。

ゆきなと一緒に叫んだ。「かわいい!」