たぬきの映画日記

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まだまだ語り足りない。ネタバレ全開「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」追加感想

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、公開からずーっとツイッターのタイムラインが考察で埋まってる。

私だって、まだまだ全然書き足りない。

というわけで内容に触れまくるネタバレ全開の感想第二弾を書くから、まだ見れてなくてモヤモヤしてる人は絶対見ちゃダメよ。

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映画全体としては、ものすごく面白かったこと前提です。念のため。

鑑賞直後の大興奮の感想はこちら

その①ドラックスのマンティス容姿いじりについて

ドラックスはその他のシーンでも何度も「いわゆる普通の価値観とは大きくずれている」ことが示されているキャラクターだ。

だから我々やガモーラが「醜くない」と感じるマンティスを、ドラックスが「醜い」と感じること自体はいい。そういう価値観の違いはあるだろう。

ただ、それを何度も口に出して言うところにモヤモヤするんだよな。

「醜いのに心は美しい」とか「醜いのにエゴに気に入られてる」とかっていう別の発言を聞く限り、「醜い」という言葉はドラックスも我々と同じように、相手を貶める意味で使っているんだと思う。

そしてそんな言葉を躊躇なく何度も口にして、罪悪感のかけらもなさそうである。

ドラックスは決して悪い心の持ち主ではない。むしろ人を愛すること、失うことのつらさを知った懐の深い人だと思うからこそ、「醜い」「醜い」となんの恨みもないマンティスにぶつけるところに引っかかってしまった。

 

まあ、デリカシーのないおじさんだというネタなのはわかっているのだけど。

 

その②ラヴェジャーズの行為はベイビーグルートに対する虐待では

これはもう、まんまその通りだなあ。

完全にあのシーンは幼いグルートの尊厳を踏みにじる辱めシーンであり、その後のロケットの「何された?」という事を荒立てず確実に心配する親御さん台詞にじーんとくるまでがワンセットである。

そして小枝さんにそんなことをするラヴェジャーズの面々は、おそらく幼いクイルにも同じ事をしてるのではないか。

そうすると、ヨンドゥさんがあんまり話したことないロケットに自分を重ねてしまうのも、致し方ないよなあと。

ちなみにヨンドゥさんの最期、ロケットに「小枝を頼む」と言ったのは、鑑賞時はグルートのことだとしか思わなかったけど、後から「子供のころ細くて狭いところにも入り込めたクイルのことを指す」ことに気がついて感動。

ロケットはクイルを託されたのだ。

 

その③エゴは外道だけど彼なりにピーター・クイルを愛していたか

「決別してしまったけど、価値観が違っただけで、彼なりにピーターを愛していたよね……」「だからキャッチボールのシーンは感動的だったよね」という意見を見たが、断固言いたい。

エゴのクイルに対する感情は、愛ではない。それこそエゴだ。

彼はクイルを通して自分を愛していたのだとしか思えない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は見た目(人種)や価値観が違っても、かつて争っていた相手でも、受け入れられるよ、家族になれるよという優しい映画である。

しかし、エゴは受け入れられなかった。

理由は価値観や彼の特殊な境遇にはない。

ではなぜか。それは、彼が誰からの愛も求めなかったからである。

彼も自分で言っている。求めたはずの他者に会った時、「がっかりした」と。

メレディスを愛したのは本当かもしれない。しかし彼は、「死」という最大の拒絶を持って彼女との愛を終わらせた。

同じくエゴはピーターのことも愛そうとしなかったのだ。利用しただけだ。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は「血がつながった家族だけが全てではない」「子供のことを良いように利用したり深く傷つけて平気な顔をしている親との縁は大事にしなくて良い」という、新鮮で大切なメッセージを伝えていると感じる。

だから「エゴのピーターへの愛は本物だった」と言われると、怖いような気がしてしまう。

子を愛さない親もいる。本当の親と一緒にいるべきでない子もいる。それを知ることで、私たちはもう少し寛容になれると思うのだ。

 

その④かつて仲間だったラヴェジャーズをサクサク殺すヨンドゥどうなの

これに関しては、勝手に「ヨンドゥが率いるチームって結構メンツが流動的なのかな」と解釈したのであった。

「ヨンドゥ終わりじゃね?」「統率力なくね?」って言い出したのが、最近入ったばっかりのあんまり忠誠心ない人らなのかなーとか。

あるいは、チームという形をとってはいたけど、半数くらいは分け前にありつきたいごろつきがしめていたとか。

で、クイルばっかり贔屓するヨンドゥにやきもちやいたクラグリンがのっちゃって、ああなったんじゃないか。

っていうような感じで、ラヴェジャーズの中でもヨンドゥにとってはあんまり思い入れがないようなメンバーだったからあそこまで無表情に殺したのではという予想。

裏切るような人たちだしね。テイザーフェイスとかも見る限り、ヨンドゥのいうことを黙って聞くような部下じゃなさそうだし。

というふうに独自解釈の上で見てたのでそこは気にならなかった。

とにかくロケットとグルートとヨンドゥの無双描写が最高にかっこよすぎてそれどころじゃなかったよ。

 

その⑤「ワンピース」っぽい、うん、そだね

キャラクターファンへのサービスとして雑魚相手の無双シーンを入れてる感じとか、まさに劇場版ワンピースって感じであった。

ラヴェジャーズがロケットに夜襲かけるとこね。サンジとかがやるやつ、あれ。

ワンピースが好きな人には是非前作から見て欲しい。

 

その⑥どうやって地球組に合流するんだろ

是非とも今四面楚歌のアイアンマン側に回って戦力覆して欲しいのだが、ガーディアンズたちはトニーにお金をたかりまくりそうでそれはそれで……。

 

 

という感じ。

多分見れば見るほどもっといろいろ書きたくなると思うし、書ききれない。

とりあえず劇場でやってるうちにいろんな人に見てもらいたいし、私も最低もう一回はみる。

4DX評判いいみたいね!吹き替えもね!