たぬきの映画日記

映画メイン。あとは日常つらつら

ヒロインは光明!謀略と知略の限りを尽くすガチバトル「帝一の國」感想

退勤ダッシュギリギリセーフで「帝一の國」を見た。

※決定的なネタバレは多分ない。

f:id:kasumigaseki0822:20170501200324j:plain

走った甲斐があった! 最高に面白かった。

今原作も読み進めているところ。

映画内容

原作は「ライチ光クラブ」でお馴染み古屋兎丸の同名漫画。名門高校の生徒会に所属する男子学生たちが、生徒会長の座をかけて政治的駆け引きを繰り広げる学園コメディである。

主演に菅田将暉、脇を固めるのは野村周平、間宮祥太郎、千葉雄大などのイケメン若手キャスト。ヒロイン役は永野芽郁が務める。

現在フジテレビオンデマンドにてスピンオフドラマも配信中なので、気になる方は是非。

 

このスピンオフドラマがだね、「喫茶店の主人が娘の結婚相手を見極めるべく、毎話海帝高校の生徒たちを品定めする」というなんとも乙女ゲーム的な展開なのである。

それもそのはず、映画「帝一の國」を見ながら私は一体何回「攻略させてくれ」と思ったであろうか。

この映画の最大の魅力は、実力派イケメン若手俳優が演じるキャラクターたちだ。

攻略対象……もとい映画の登場人物を紹介していくことにする。

 

キャラクター紹介

赤場帝一(菅田将暉

f:id:kasumigaseki0822:20170501211503j:plain

もはや日本映画には欠かせない、みんなの菅田将暉

彼が演じるのはこの作品の主人公、赤場帝一。その名前の由来には「海「帝」高校で「一」番になってほしい」という父親の重すぎる想いが詰まっている。

本人も海帝高校生徒会長になることに命をかけていて、そのためには努力を惜しまない。

「帝一を演じられるのは自分しかいない!」とアピールして帝一役をゲットした菅田将暉さんの演技は確かに素晴らしくハマっていた。

ハイテンション&ハイテンション。

見終わったときにはきつめのメイクをした彼の顔が脳裏に焼きついて離れない。

ピシッとした七三が終盤乱れるところや、将来総理大臣になりたい理由など、主人公にして最大のギャップ萌え要員。

 

東郷菊馬(野村周平

f:id:kasumigaseki0822:20170501212845j:plain

どうしたんだ野村周平さん。

最高の漫画的ライバルキャラクター東郷菊馬を、これまた全力のテンションで演じきっていた。「ヨロチクビ!」てのは映画オリジナルかな。

「キモい」「スネ夫系」のキャラクターなんだけど、この野村周平さん、「ちはやふる」の時より断然かわいく感じた。

なんで? 私がメガネフェチだからか。

帝一の彼女・白鳥美美子と幼馴染なのも、多分恋していたっぽい設定も映画オリジナルだけど、その設定のおかげでお話がまとまった面も大きかったんじゃないかなーと思う。

 

榊原光明(志尊淳)

f:id:kasumigaseki0822:20170501213617j:plain

舞台が男子校なので女子成分少なめではあるのだが、学校のシーンで美美子に代わって可愛らしさを振りまいてくれるのが、帝一の相棒である榊原光明。

むしろこの映画のヒロインは光明の方であると言い切ってもいいくらい。

志尊淳さんは私はじめましてだったんだけど、かわいくないシーンが一個もなくてすごかった。この髪型が似合って、ギャグにならないのがすごい。

 

大鷹弾(竹内涼真

f:id:kasumigaseki0822:20170501214121j:plain

高校生にして汚い政治のやりとりをする生徒会に対し、疑念の目を向けるこの映画の良心・大鷹弾。

原作よりさらにもっと少女マンガに出てくる男の子みたいになっているような。

誰からも好かれるさわやかな性格で、貧乏だけどたくさんの弟や妹たちの世話をしていて、難関試験を突破して合格した秀才で、一本芯の通った大らか男子。完璧か。

竹内涼真さんのビジュアルも合いすぎて怖い。横顔のフォルムが、後頭部が、顔のパーツが、怖い。

菅田将暉さんの「弾!」って呼び方もいいんだよなー。

 

氷室ローランド(間宮祥太郎)

f:id:kasumigaseki0822:20170501214529j:plain

生徒会長候補、一番の有望株である氷室ローランド先輩。

こっちもこの髪型とメイクでギャグにならないところがすごい。

間宮祥太郎さん、名前と顔は知ってたけど出演作は見たことなくて、最近グンマで楽しそうにやってるなという程度の認識だったのだけれど、かなり演技力が高くてすごかった。見た目的にも実写化映えしそうな俳優さんだ。

 

そして……

森園億人(千葉雄大

f:id:kasumigaseki0822:20170501221047j:plain

大・本・命!!!

乙女ゲームだったら逆に好きすぎて最後まで攻略をとっておくタイプのガチハマりキャラクターだった。

漫画でもアニメでもなく映画館で久しぶりにこんな気持ちにさせてくれた森園億人さん、いや千葉雄大さんありがとう!

熾烈な生徒会長争いの中で優雅に、穏やかに佇み、しかし虎視眈々と勝利を見据える森園先輩。

及川光博を思わせる口調や仕草と、周りのキャラクターからの信頼度と、千葉雄大さんのファニーすぎるフェイスと、もろもろ含めて至上であった。

今のところ原作の森園さんよりいいなと思ってしまうぐらいである。

もっと千葉さんの森園億人を見せてくれ~。もっかい見たいぞ。

 

というわけで今紹介した以外にもモリモリいろんなキャラクターが出てきて、その誰しもが皆個性的で魅力的なのである。

海帝高校の設定や原作漫画のキャラクターの振る舞いは、テキトーに実写化すれば違和感バリバリになってしまうようなものだけれど、半ファンタジー的な演出や俳優さんたちの全力の演技でカバーされてまとまりのある良い映画になっていると感じた。

劇場で映画の宣伝として公開されていた、映画鑑賞マナー動画のノリで敬遠してしまう人もいるかもしれないけど(ぐるぐるまわるやつ)、昨年の「アイアムアヒーロー」「ちはやふる」今年の「3月のライオン」と盛り上がってきている漫画実写化作品の流れに乗っている作品なので、たくさんの人に見に行ってほしいな。

ちなみに俳優さんたちの仲の良さは、映画の中でも結構漏れ出てきていて、それもなんだか微笑ましくて、ポジティブに溢れた作品だったのである。

ホロっとくるシーンもあるよ。

 

主題歌のクリープハイプ「イト」も、良い。耳に残る。

貼っとく。

「マリオネット」ってことね。終わり方もよかったよね。

おすすめの映画でした!