たぬきの映画日記

映画メイン。あとは日常つらつら

【Netflixオススメ映画】どうしてもピエロの衣装が脱げない!「クラウン」感想

Netflixで「クラウン」を見ました。


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監督は「スパイダーマン ホームカミング」のジョン・ワッツ
不運なことにいわくつきの衣装をうっかり着てしまい、ピエロのモンスターに変身していくお父さんの物語です。

グロいのやピエロが苦手な人はやめた方がいいかも。

 

衣装を着た理由がお子さんを喜ばせるためだったのが泣ける……(;_;)

 

息子の誕生日パーティーは大成功、さて衣装を脱ぐかと思ったらぴったり体に張りついて脱げません。
カッターや電ノコを使ってもびくともしない。
さらに白塗りのメイク、カラフルなカツラ、真っ赤なつけ鼻も全部外れないのです。

奥さんが無理矢理つけ鼻を外したら、鼻の皮膚ごとベリベリベリ!(いたーい!)
これじゃあ、髪の毛や洋服を外そうとしたらどうなることか……。

 

さて、ピエロの衣装が脱げなくなっただけなら、不運なだけでホラーにはなりません。
開き直ってピエロとして生きていく選択肢もありますもんね(笑)

でもそれだけじゃないんです。

 

衣装の元の持ち主を探すうちに判明する衝撃の事実。
なんと、ピエロは子供を食べるんです!

 

スパイダーマン ホームカミング」は、子供達が活躍する明るく健全な雰囲気の夏休み映画でした。
しかし「クラウン」では「いいの?怒られない?」と心配になるくらいグロテスクに子供が殺されまくる。

 

監督の撮る映画って、ふとしたカットに「放課後」らしさを感じるんですよね。
みんなが家に帰ってしまって、ぽつんと学校に1人。
広くて静かな廊下や教室にどことなく不安を感じる。
この感覚って、大人になると久しく忘れてしまうものなんじゃないでしょうか。
スパイダーマン ホームカミング」でも、その感覚を思い出すカットがいくつもあった。

で、「クラウン」ではその「放課後感」がホラー的演出にうまい具合に合致してるんですよね。


特にゲームセンターの大きな遊具の中で、弟を探すお兄ちゃんのシーン。
誰もいなくなって遊具の中に1人残されるのは怖い。
さっきまで楽しく遊んでいたはずなのに、早く帰りたくて仕方なくなる。
そこで出会うのは……。

なんて素晴らしい一連のシーン。

 

ピエロの裏設定とかホラーにありがちな登場人物たちの考えなしさだとか、「なんじゃそら!」って失笑してしまう部分もないわけじゃないですが、
その荒唐無稽さこそが魅力の映画です。

 

同じくピエロが出てくるホラー映画「IT」も公開されることだし、今のタイミングで見るのがいいと思います。

 

とりあえず

教訓、人のものは勝手に使うな。
以上!「IT」楽しみですね~。

 

11月見たい映画まとめ

今月はもう見られなそうなので、来月見たい映画をまとめておきます。

10月公開作も見れてないのがいくつかあって、

ブレードランナー2049

・ゲット・アウト

・ポンチョに朝焼けの風はらませて

・先生!好きになってもいいですか

あたりは11月に見に行こうと思ってます。

 

3日(金)

「IT "それ"が見えたら終わり」


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スティーブン・キングの有名ホラー小説が原作。

子供たちが立ち向かうことになる「それ」とは一体なんなのか。

予告編からしてすでに「最恐」です。

 

マイティ・ソー バトル・ロイヤル」


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ドクター・ストレンジ」「ガーディアンズオブギャラクシー リミックス」「スパイダーマン ホームカミング」に続いて今年4作目のマーベルシネマティックユニバース作品です。

「シェアハウスウィズバンパイア」のタイカ・ワイティティ監督を起用して、今までにないような出来に仕上がってるみたい。

ソーの前2作はシリアス目だったけど、コメディ色強め?

とんでもなく楽しみです。

 

氷菓


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「また山崎賢人実写化やるのかよ」と思ってもこっちはいじらないであげてください笑

とはいっても、「氷菓」の原作は米澤穂信の学園ミステリー小説。

アニメとは結構印象が違うみたいです。

リーゼントでもピンク髪でもない山崎君を堪能しようと思います。

 

「シンクロナイズドモンスター」


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アン・ハサウェイ演じるダメOLの一挙手一投足が、ソウルに突如現れた巨大モンスターとシンクロしてる!?という設定勝ちの作品。

アンハサウェイのダメダメぷりにも期待。

 

ノクターナル・アニマルズ


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シングルマン」のトム・フォードが再びメガホンを取りました。

主演を務めるのはエイミー・アダムスジェイク・ギレンホールということで、絵力がすごい。

世界的ファッションデザイナー監督作ならではの、美術のセンスに注目したいです。

 

10日(金)

「ザ・サークル」


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SNSを題材にしたサスペンス・スリラー。

ディズニープリンセスエマ・ワトソンと国民的大俳優のトム・ハンクスという取り合わせでスリラーをやるって、意外性があっていいですね。

きっとSNSあるあるでツイッターを盛り上げてくれるはず。

 

「ジグソウ ソウ・レガシー」


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「SAW」シリーズまさかの続編始動。

ファンとしては今までの作品に出てきたキャラが、回想でもいいから再び出てきてくれると、とてもうれしいです。

 

11日(土)

「予兆 散歩する侵略者 劇場版」


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黒沢清散歩する侵略者」のスピンオフドラマが劇場版に。

東出昌大染谷将太夏帆って、宇宙人らしすぎませんか。キャスティング完璧です。

 

18日(土)

「KUBO 二つの弦の秘密」


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コララインとボタンの魔女」や「パラノーマン」でお馴染みのライカが贈るストップモーションアニメ映画。

満を持しての公開なので、疑いや不安は全くない。やっと見れますね。

 

「泥棒役者」


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関ジャニ∞丸山隆平主演で、かつてラーメンズ片桐仁主演で上演した舞台を映画化。

泥棒として忍び込んだ家で、家主の絵本作家や編集者のふりをするという、「アンジャッシュ」のコントみたいな設定です。

曲者ぞろいのキャスト陣の中で、丸山君の必死の輝きを楽しみにしてます!

 

ローガン・ラッキー


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オーシャンズ11」シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督の映画復帰作。

最近アダム・ドライバーにガチ恋してるので、見逃せません。

ジェームズボンド以外のダニエル・クレイグが初めて見れる!!

 

23日(木)

ジャスティス・リーグ


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マーベルに負けじとDCエクステンデッドユニバースも「ワンダーウーマン」に引き続き最新作を公開。

DC版「アベンジャーズ」として、ベン・アフレックバットマンを中心に、超人たちの最強チームが結成されます。

MCUと逆で、「フラッシュ」「アクアマン」「サイボーグ」の単独作をやらずに、いきなりチーム作公開ということで、いかにキャラクター紹介をわかりやすく効率的にしてるかが見どころだと思います。

 

「火花」


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又吉直樹さんの芥川賞受賞作、ついに映画化。

監督は板尾創路、主題歌は浅草キッドという最強の布陣。

菅田将暉さんと桐谷健太さんもとい「鬼ちゃん浦ちゃん」コンビが主演です。

映画見てからNetflixのドラマ版見ようかな。

 

11月公開作品は各ジャンルしっかり抑えてる良いラインナップですね。

休日をすべて費やす覚悟で臨まないと見逃して後悔しそうです。

あとは「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」「おじいちゃん、死んじゃったって」「GODZZILA 怪獣惑星」「全員死刑」「ギフテッド」「永遠のジャンゴ」あたりも余裕があれば見に行きたいです。

さて~、11月も忙しいぞ~~。

 

 

心に傷を負った人たちの"卓球ワンスアゲイン"「ミックス。」感想

映画館で「ミックス。」を見ました。


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この映画の主人公は、愛されたい人に愛してもらえなかった、不器用な二人です。


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子供の頃から憧れた白馬の王子様にあっさり浮気された冨田多満子と、

浮気と勘違いして妻の上司を殴ってしまった元プロボクサー萩原久が、


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失ったものを取り返すために、卓球をするというのがメインのストーリー。

 

卓球は1人、あるいは2人で行うスポーツです。
しかし、今作では主人公たちと同じ卓球クラブに集う個性豊かな面々との、チームもの的面白さも詰まってます。


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彼らは多満子や久と同じように「大切な何かを失った」人たちで、それぞれ自分なりの答えを見つけるために大会に出るのです。
いわゆる「負け犬たちのワンスアゲイン」ってやつです。

キャラクターたちの過去を小出しにして、「彼らにも譲れない事情があるんだな」と少しずつわかっていくような見せ方がうまかった。

 

楽しいキャラクターたちが、それぞれの大事な人生を一生懸命生きている。
そう感じさせてくれる「ミックス。」は見ていて元気が出る映画です。

終わった頃には「フラワー卓球クラブ」のみんなのことを好きになってるはず。


ただ、正直不満点もあって、唐突なキスシーンはなんだか野暮だなあと思ってしまいました。

多満子と久の関係が恋愛に発展するのはいいとしても、映画が終わる前に無理やりゴールインさせた感じがして微妙でした……。
のびしろがない、物語のあとの彼らの人生を想像する余白がないのです。

 

2時間前後という時間の制約がある映画において、どうしてもすべてを描ききろうと思うと、展開が早すぎて説得力がなくなってしまうと思うんです。
どうせなら卓球や大会の描写だけで二人の関係性を見せるくらいで丁度よかったんじゃないか。

他のクラブの面々のことが終盤すごく好きになっていくのに、
彼らの葛藤と比べて主人公たちの恋愛描写だけがあまりにもドラマチック過ぎた気がした。

 

そういえば「トリガール!」は開き直ってスポーツの部分より恋愛描写に比重を置いてて、それはそれで清々しかったかもな。


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主人公たちの恋愛事情が鳥人間コンテストの過程や結果と密接に絡まりあってた。
もちろん坂場先輩とゆきなの恋の結果も最高でしたが(笑)のびしろがある(笑)

 

一方「ミックス。」では残念ながら二人の恋路が卓球の邪魔をしちゃってたんじゃないかなあと思います。

 

特訓シーンやチーム一人一人の人間ドラマ、格ゲーぽいキャラ紹介シークエンスなど、スポーツものにおけるカタルシスは充分だっただけに、その恋愛描写だけ残念でした。

 

て、結構いろいろ書いてしまったけど、日本ドラマ的な面白さが詰まった良い作品でした。

あと、大会に中国人夫婦も呼びなさいよ!!(;_;)

 

 

シャーリーズ・セロンがとにかくカッコいい。「アトミック・ブロンド」感想

映画館で「アトミック・ブロンド」を見ました。


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1989年、舞台となるベルリンは東西冷戦の真っ只中。
主人公ロレーン・ブロートンはイギリス秘密情報部MI6に所属するスパイです。

 

彼女が請け負ったミッションは、ベルリンで奪われた重要なリストを奪い返すというもの。
そのリストにはなんとスパイたちの素性がすべて書いてあるのです!
これが敵側に渡ればとんでもないことになってしまう。

 

激ヤバなミッションのパートナーとしてセッティングされたのは、ベルリンに潜入しているデヴィッド・パーシヴァル。


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彼もロレーンと同じMI6のスパイですが、なんだか様子がおかしい……?

 

wikipediaには「ロレーンとパーシヴァルは驚くべきコンビネーションを発揮し始める」と書いてありますが、正直二人が協力した記憶は全くないです(笑)


この映画の見所はとにかく「痛そう」なバイオレンスシーンが満載なところです。

美しい女性スパイが「青アザ」だらけって。
かなりぶん殴られてるし、その倍以上ぶん殴ってるわけですよ。

いくらシャーリーズ・セロン様がしなやかな筋肉のついた強そうな体格をしていたとしても、なんの苦もなく腕力で男性に勝ちまくっていたらリアリティーはありません。

でも血だらけになってふらついて、満身創痍の状態で相手に食らいつく姿は、ちゃんと生身の女性だし、勝つ理由がちゃんとわかる。

 

恐怖を捨て去ってるんですよね、ロレーンは。
諦めと自信で戦ってる。だから強い。

 

道具の使い方もよかったです。
どこをどう攻撃すれば最大限のダメージを与えて倒せるかを熟知してる。

 

なんてカッコいいんだろう。
こんなに獰猛な肉食獣然としたスパイがかつていたでしょうか。

 

(個人的には、守られる立場であるスパイグラスも、ロレーンが危ないときに加勢してたのがすごくよかったです。
手当ても自分でやります。いいね、効率的にいこう)


スパイものらしく、魅力的な女性との濡れ場もありますよ。
そう、「女性」との濡れ場です。

 
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ここの描き方がよかったんですよ。
「同性愛を描くため」の同性愛描写じゃなかった。
ただそこに愛があった。

一匹狼で誰にも心を許さないロレーンが、フランスの新米スパイ・デルフィーヌと切ない恋に落ちる。

情事の後、煙草を吸いながらデルフィーヌを優しく見つめるロレーンの美しさ、気高さと言ったら……!

 

言わせてください。エモかった。


いろんな国のいろんなスパイが出てくるし、裏切ったり裏切られたりなので、物語を完全に理解しようと思うと大変かもしれないです。
でも、圧倒的絵力と最高の音楽、そしてキャラクターの魅力にぐんぐん引き込まれる素晴らしい作品でした。

予告編で流れる「KILLER QUEEN」は本編には出てきませんでしたが、あの曲はまってたよなあ。

 

金、ジャマだなあー!「バリー・シール アメリカをはめた男」感想

映画館で「バリー・シール アメリカをはめた男」を見ました。

 

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トム・クルーズといえば今年の主演作「ザ・マミー」を三回鑑賞して、三回とも寝落ちするという醜態をさらしたのは私です。

 

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毎回同じタイミングでふっと目を覚ますので、「セテパァイ……」っていうシーンを3回は見ているのですが、
毎回また眠りに落ちるのでセテパイがなんなのかはわかりません。

 

3回も見に行ったのは、ザ・マミーから始まる「ダークユニバース」に期待しているからなので、ソフト化したらリベンジします(笑)

だってラッセルクロウがカインとアベルなんて最高じゃん……。頑張ってほしい。

 

で、今回の「バリー・シール アメリカをはめた男」ですが、めちゃめちゃ面白かったです!

 

監督はダグ・リーマンで、トム・クルーズとは「オールユーニードイズキル」の時に一度タッグを組んでるんですね。

「オールユーニードイズキル」のトムは最初うさんくさいニヤニヤ顔だったのが、時間を繰り返すうちに精悍な顔つきになって、終盤ではすっかりいつものヒーローらしいトム・クルーズでした。

しかし、「バリー・シール」でのトムは、最初から最後までうさんくさいニヤケ顔一辺倒。
運とノリの良さだけでのしあがっていく実在の麻薬密輸王を演じています。

 

相手がCIAだろうが麻薬密売組織だろうがホワイトハウスだろうが、金や保身のためになんでも運ぶバリー・シール。
様々な法を犯しすぎたためにDEA(麻薬密輸取締局)、AFT(危険物取締局)、州警察、FBIという4つの組織に同時に逮捕されるシーンは、最高すぎて笑ってしまいました!

 

あと印象的なのは、札束、札束、札束の山!

勢いよく稼ぎすぎて、バリーの家には札束が溢れてしまいます。
戸棚のなかにも、靴箱の中にも、裏庭にも札束!
まるでゴミ屋敷のように札束が溢れ出てきます。

こんなに「金、ジャマだなー!」と思う映画ははじめてです(笑)

 

イチオシキャラはドーナル・グリーソン演じるCIAのシェイファー。

 

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バリーを振り回して良いように使い倒し、危なくなったら彼を切り捨ててちゃっかり昇進する。
実はシェイファーが一番のくせものなんじゃないかと思いました(笑)

 

実在の人物を扱う映画が多くある中でも、この映画が他の映画と違うなあと思うのは、
カリスマ性や才能のある選ばれた特別な人としてバリーを描かなかったところです。
彼はただただ成り行きに身を任せ、「なるようになるさ」で取り返しのつかないところまで飛び込んでしまった。

 

その、なんだか愉快で信じられないような実話を、トム・クルーズという素晴らしいスターを最大限に活かして描ききった「バリー・シール」。
超面白かったです。おすすめです。

 

 

手帳会議2018①今年までの振り返りと来年の方向性決定

手帳会議とは……

自らの来年の手帳活用法に関して、1人会議を執り行うという、手帳ファンの間では恒例のイベント(笑)

 

私も今年はやってみることにしました。

まずは今年までの振り返りと、来年の方向性を決めていきます。

 

ちなみに、今年はマークス「EDIT」を使ってました。

 
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(写真は2014年に使ってたもの。今年で2冊目です)

 

EDITは1日1ページの手帳です。
同じデイリータイプの手帳だと一番有名なのは糸井重里さんの「ほぼ日」で、わたしも使ったことがあるのですが、EDITの方が好きです。

 

好きな理由は以下の2つです。
①外観(サイズ感、重さ、カバーの手触りなどが好み)
②フォーマットの自由度の高さ

 

(公式ホームページから引用)
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ごくシンプルで余計な装飾のないフォーマットが美しく、好きなことを好きなだけ書けます。

 

これは「ほぼ日」↓
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ほぼ日はとても考えられている便利な手帳なのですが、わたしにとっては機能が多すぎたのでした。
一方EDITは中身もカバーもシンプル、気負わずに使えます。

ほぼ日手帳の方眼もいいなあと思いますが、EDITのドット軸も書きやすい。
申し訳ないですが毎日のありがたい「お言葉」もいらなかった……。

 

わたしが1日1ページ手帳に求めているのは、なんでもかける自由度の高さなのです。
仕事の内容も、お昼のメニューも、映画の感想も、思い付きメモや旅行の思い出も全部一緒にまとめておきたい。

 

そこで、EDITに日付を気にせずに気のむくまま書いてました。
9月に行った研修の内容を6月の空きページに書いたり。

 

さて、来年の手帳もEDITで行こうかなと考えて、気がついてしまいました。

日付を気にせずに書く今の使い方って、ノートでいいんじゃないか?
1日1ページだと書ききれないと感じる日も多かったのですが、日付の関係ないノートにすれば解決するのでは?

 

EDIT「スープル」の手触りやサイズ感がほんとうに好きで、また購入したい気持ちは強くあるのですが、さらにベターな使い方ができるなら変更も検討してみよう。

 

というわけで、今まではEDIT1冊にスケジュール管理&雑記帳をまとめていたのですが、
2018年は手帳(スケジュール)&ノート(雑記帳)という2冊に分けて運用しようかなと思います。

(スケジュール管理は日付があった方がいいと思うので)

 

購入する手帳とノートの目星ももうつけてます。
それについては次の記事で。

 

ちなみに、EDITの写真を探していたら大学生の時に書いた記事が出てきました。

 

手帳初心者のマークス「EDiT」論②:ちょっと真面目に手帳活用術もどき - 君はTVっ子

 

「忘れたくない」という私が手帳をつける理由は今も変わっていません。
頭の中から消えていってしまうことがもったいなくて、毎日必死に手帳を書いていました。
さらに、手帳やノートに書き付けることによって、頭の中からは消えてしまってもいい、「忘れてもよくなる」んだということに最近気がつきました。

 

より生きやすくなるために手帳を使います。
待ってろ2018年!

 

 

あなたには幸せになって欲しかった。「ナラタージュ」感想

映画館で「ナラタージュ」を見ました。

 
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 (物語のネタバレしてます。)

この映画の原作は島本理生の「ナラタージュ」という小説で、監督は「世界の中心で愛を叫ぶ」の行定薫です。

 

繊細で湿っぽい雰囲気の良い映画なのですが、賛否が分かれそうだなあと思いました。

なぜなら、主演の有村架純松本潤が演じるキャラクターは、高校教師とその生徒という設定なのです。
今度公開される広瀬すず生田斗真の「先生!」も似た設定ですが、教師と生徒の男女の関係というのはかなり気をつけて描かないとアウトになってしまう。
二人の恋愛の機微ではなく、教師が生徒に手を出すなんてという部分ばかり気になる物語になってしまうんですよね。

 

さらに松本潤演じる葉山先生は、長く別居しているとはいえ、妻がいるのです。
有村架純演じる工藤泉に、「奥さんとは別れたんですか」と聞かれ、「うん」と答える。
自分を好いてくれている泉に、頼るような電話をかけたり気を持たせるようなことをして、あまつさえキスまでするんです。
それでいて、奥さんにまだ未練がありそうなそぶりを見せる。
「先生は私に奥さんとは別れたって言いました」
と責められるのも当たり前です。

 

一歩間違えば、葉山先生は若い女性の心をただ弄ぶひどい男にしか見えなくなってしまう。
いや、そう見える人もいたはずです。
だからこそ賛否が分かれているのでしょうね。

 

でも、私は「自分が葉山先生のようにはならない」と自信をもって言える人ってそれほど多くないんじゃないかと思います。

 

葉山先生は好きになった人の心を壊してしまってから、一人ぼっちで自分を攻め続け、自分の心も壊れてしまいそうになっている弱い人なのです。
そんな人だから、いじめられている泉の壊れそうな心に気づけたのです。

 

生まれてから死ぬまでずっと心も体も健康でいられる人なんていない。
自分の心が一番不健康なときに、慕ってくれる誰かが現れて、その人のところに逃げ込む選択しかできなくなっても全然不思議ではない。

葉山先生と同じ状況に立って、もっともっとひどいことをする人だってきっといるはずです。
だから葉山先生はやっぱり真面目で、弱い。

 

それに例えば泉に恋する小野くん(坂口健太郎)は、独占欲や葉山先生に対する嫉妬のあまり泉を束縛したりDV的な言葉を投げ掛けます。
あれだって、もし私が小野くんと同じような状況に置かれたら、精神的に不安定になって好きな人を傷つける言葉を吐くかもしれない。

 

痛めつけられた心はいとも簡単に理性や倫理観を押さえつけ、人を感情的な行動に走らせるのです。

 

恋ではなかったかもしれない。
葉山先生を思い続けることに疲れ泉が小野くんを選んだように、葉山先生も泉に逃げ込んでいただけなのかもしれない。

それでも二人が出会い、出会ったことで二人が前を向いて生きられるようになったのは事実なのです。


だからお互いに想う。

どうか幸せになって、と。

 

そういうことってきっとあるんだよな。
恋か恋じゃないか、正しいか正しくないかで測れないことってきっとある。

泉の止まっていた時間は動き出したので、葉山先生の時間が動き出していることを願ってしまいます。

 

あと……小野くんの時間も。

彼が不安で声を荒げたり、ふられそうになったときにオロオロしたり憤ったりする描写に共感しすぎて叫び出しそうになりました。

どんなに惨めでも情けなくても、なりふり構わず相手をひき止めたいことがある。
しかし、得てしてそうなってしまったら最後、相手の心は離れていくばかりなのだなあ。

ああ……不憫だった。

 

泉の足を写し出すカットは、小野くんのためにあるものなので、それで救われました。
彼が作った靴、誰か他の人が大切に履いてるといいな。