映画を食べるたぬきのブログ

映画メイン。あとは日常つらつら

知らない君に会いたかった。「君が生きた証」を見た。

見たらきっと好きになってしまうだろうなあと思っていた映画「君が生きた証」を見た。好きになってしまいました。

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ちょっと重要なネタバレにも触れてるので、見てない人はできれば見てから読んでほしいな。

 

監督は俳優であるウィリアム・H・メイシー。この人。

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サムとクェンティンが演奏していたクラブのオーナーさんを演じていて、出番は少なくてほとんど台詞もないけど音楽を愛するいい人なのが伝わってくる演技だった。

 

音楽映画が好きだ。

去年だか一昨年だかに「音楽映画ベストテン」なんて企画が流行った。

「セッション」公開直後だった気がするから、一昨年だな。

それを思い返す。音楽映画って、お気に入りなのがたくさんあるよ。はじまりのうた、セッション、マダム・フローレンス、シング・ストリート、ジャージー・ボーイズ、幸せを掴む歌、FRANK、チョコーレートドーナツ、味園ユニバース色即ぜねれいしょん少年メリケンサック……。

ガーディアンズやシェフみたくサントラの音楽が印象的な作品も良いし、ミュージカル映画も含めると膨大な量になるけど、外れなく全部好きにならずにいられない。

最高のふたり、イエスマンもいいな。

変なダンスシーンが出てくる映画もいい。シェアハウスウィズヴァンパイア、エクスマキナバッファロー66……。

脱線してしまったけど、とにかく音楽映画が好きだ。

 

お父さんを描いた映画に弱い。

父親と息子の友情や絆や確執や複雑な関係性、血がつながってなくても形成される擬似父子関係。お父さんが悲しんだり、お父さんに悲しまされたりする。ふがいないお父さんに偉大なお父さん。どれにしろ、なんだか感動してぐっと胸を掴まれてしまう。

それにはうちの家庭が母子家庭であることが大いに影響していると思う。

どんなお父さんであれ、お父さんは私にとって特別だ。

 

「君が生きた証」は、息子を失ったお父さんが、息子が生前作った曲を歌う映画なのである。「好きになるかもしれない」と思うのも当然だ。

 

ところがこの映画、その二つの要素だけでも十分に良い映画になりそうなのに、劇中観客にちょっとした衝撃を与えてくる。

ここがこの映画のポイントになってると思うので、見てない人はほんとにこの下読んじゃだめだよ。

大学での銃乱射事件で命を落とした息子、その息子の曲を自分が作ったと偽って歌う。

(サムは自分で作ったと進んで主張してはいないけどね)

あえて見せていなかった真実が私たちに知らされる瞬間がある。

強烈な映像として。

その真実を知ったとき、「死んだ息子の歌を歌う」という行為の意味が180度変わってくる。

ただの被害者遺族だったら、あそこまで記者が追いすがってくるのは確かに変だ。

終盤、サムが被害者の名前をなぞりながら耐え切れないように嗚咽を漏らすシーンは見ていられない。

息子一人ではなく、死んだ他の学生たちのことまで含めて、重く悔いている。

だからサムは船に隠れていたのだ。抱えきれずに、押しつぶされそうになって。

 

サムが仲良くなった楽器屋のデルは、曲を作ったのがサムの息子だったと知って、彼を責めるような声を出す。

被害者遺族の気持ちを考えろと言いたげだ。

しかしサムは言う。「俺の息子だ」

彼が最後に歌う歌でも繰り返し言う。「息子だ」と。

 

息子の歌を演奏するたびに新しい息子に出会えた気がしていた、

でもそれは君だった。と伝えたクェンティンのことは、

息子代わりに想っていたのだろうな。

でもまだ先に進めないでいる自分が足を引っ張るわけにもいかないと、

道を違えても彼の背中を押したんだ。

それだけでもうサムは前に進めてる。

 

明言はなかったけど、ラストの一曲。

サムが続きを書いたんだよね?

良い曲だったなあ。ほんとに良い曲ばかりだった。

 

私と同じように音楽映画やお父さん映画が好きな人は、絶対に見てはずれなし。

昨年不慮の事故で亡くなったアントン・イェルチェンの演奏や歌唱もすばらしかったです。

想像通り、大切な一本になってしまいました。

 

 

 

7月見たい映画覚え書き

6月は全然映画の感想を更新せずに、ポケモンのプレイ記事なんぞをアップする始末でしたが、7月も引き続き映画を見ていきます。

見たい映画を逃さずに劇場で見れるよう、夏休み商戦期である7月8月は、鑑賞計画をしっかり立てていくぞ~~。

 

8日

「ライフ」

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どうして名前と顔をその順番で並べてしまったの、でおなじみ「ライフ」

今年は紛うことなき「SFの年」である。この作品もきっと例に漏れず、SFファンたちの心を掴んで離さないはず!

ジェイク・ギレンホールは「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「オクジャ」と今年も絶好調。今度はどんなジェイクが見れるかな。

 

メアリと魔女の花

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ジブリ……じゃない、スタジオポノックの第一回長編作品。

監督は「借り暮らしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌さん。

上記ニ作品は正直あんまり琴線に触れなかったのだけど、今回はどうだろう。

 

「バイバイマン」

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うーんこういうB級チックなホラーに弱い。見たい。

 

14日

銀魂

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実写キャストいいじゃん!はまってるじゃん!と期待しつつ、福田雄一さんかあ、ドラマは好きなんだけどなあ、そうかあ……と不安も感じてる作品。

今年は実写映画豊作の年だったと言いたいので、「帝一の國」に続いてくれえ~。

 

15日

「カーズ クロスロード」

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なんという衝撃的なポスターだ。

「カーズ」のスティーブ・マックイーンはほんとに魅力的で、彼の素直さはどこから来るのか不思議なキャラだった。

そんな彼が年をとり、老いに直面したらどうなってしまうのか。

奥田民夫の主題歌と合わせてかなり楽しみ。

 

劇場版ポケットモンスター キミに決めた!」

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現在20代のうちら世代にはほんとにどんぴしゃでしょこれ。

ポケモン映画20作目にして原点回帰。ピカチュウとサトシの出会いの物語をもう一度、しかもスクリーンで見れるっていうんだから、それだけで嬉しい。

なんとなく不遇な扱いという印象だったホウオウさんのはじめての映画単独作といってもいいかな?

そう、サトシが初めて見た伝説のポケモンはホウオウだもんね!期待!

 

パワーレンジャー

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これまた子供の頃にテレビで見ていた特撮ヒーローを思い出す、なんとハリウッド大作映画。

「ブレックファストクラブ」を髣髴とさせる要素があるらしく、5人の主人公たちがそれぞれカーストの違う子たちなのかな?人種も違うし。

いろんな意味で楽しみです。

 

21日

「怪盗グルーのミニオン大脱走」

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一躍大人気となったかわいいキャラクターミニオンが出演する最新作。

ま、主役は怪盗グルーなんだけどね。

鶴瓶さん演じるグルーの声が大好きなので、吹き替えで見ます。芦田愛菜ちゃんもいいよ!

本家は最近ダンディおじ様になりつつあるスティーブ・カレルさんです。

 

29日

「東京喰種 トーキョーグール」

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予告編のクオリティが予想以上に高くて、主題歌もすばらしくて、さらには大泉洋さんのキャスティングもすばらしくて、7月期待度ナンバーワンかもしれん。

窪田正孝さんのいつもの叫びが見れます。

この人マジで藤原竜也みたいになるのでは。

 

夏休み映画ということで子供から大人まで、万人が楽しめそうな大作が並んでいます。

映画館も混むだろうから、気合いを入れてのぞまなければ。

 

あとは「パイレーツオブカリビアン 最後の海賊」や「コンビニ・ウォーズ」「ジョン・ウィック チャプター2」「心が叫びたがってるんだ。」「ザ・マミー」「君の膵臓を食べたい」なども気になるところ。

 

久しぶりに「オクジャ」感想書きたいな~~。頑張ってみます。

 

「ポケットモンスター ブラック」パーティー紹介とプレイ感想

ポケットモンスター ブラック」をクリアしました。
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厳密に言うと、チャンピオンリーグを制覇し、エンディングを見ることができました。

殿堂入り時のパーティーと、プレイした感想を書き残しておこうと思います。

 

殿堂入り時の手持ちポケモン

スタメン入りの基準としては、タイプバランスはもちろん考慮しておりますが、それより何より見た目のかわいさを重視してます。

あとは出会いとフィーリング。

 

1匹目
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ヨーテリーハーデリアムーランド(ノーマル)

技→とっしん、なみのり、かみつく、とっておき

かなり序盤の旅に出たばかりの頃からお世話になりました。

ノーマルタイプ一致の攻撃力が素晴らしく、「とっしん」で身を削りながらも無理目な敵を何度撃破してくれたか。

昔飼っていた愛犬に似ていることもあり、どうしても手放せませんでした。

途中で「なみのり」覚えることに気づいて秘伝要員も兼ねてもらった(笑)

 

2匹目
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モンメンエルフーン(くさ、ひこう)

技→エナジーボールギガドレイン、やどりぎのたね、ぼうふう

モンメンはホワイト版には出てこないポケモンみたいですね。

ホワイトでは代わりにチュリネが出てきます。

前半は「やどりぎのたね」と「どくどく」でちょこちょこ強敵のHPを削り、

後半では素早く先制で「エナジーボール」「ギガドレイン」を決め、火力の強さも発揮してくれました。

「ぼうふう」も優秀です。

後ろから見るとただの綿毛。

 

ドリュウズ
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モグリュードリュウズ(じめん、はがね)

技→じしん、ドリルライナー、いわなだれ、きりさく

モグリューがかわいすぎて死ぬほど使ってたら、進化しちゃってがっかり……かと思いきやドリュウズもめちゃかわいいし固いしわざもいいし使いやすかった。

うちのパーティーのエースであり、お気に入りのポケモンです。

「じしん」はもちろんのこと、「いわなだれ」がかなり使い勝手よかった。

弱点のほのおタイプにも負けない強い子でした。

物理が全く効かないのもでかい。

 

4匹目
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 ユニランダブランランクルス(エスパー)

技→サイコキネシス、サイコウェーブ、ピヨピヨパンチ、シャドーボール

ブラックが発売された当初から、ずーっと仲間にしたいと思い続けてたポケモン

同時期にホワイトの方をプレイしていた相方からユニランを譲り受けて、念願かないました。

かわいい!!たまらん!!

鳴き声もいいです。

正直チャンピオンリーグ制覇までの間にそこまで活躍した印象はありませんが、見た目で私を癒し続けてくれました。

もうちょい特殊なわざ覚えてくれたら違ったんだけども。

 

5匹目
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コジョフーコジョンド(かくとう)

技→とびげり、とびはねる、はっけい、ドレインパンチ

格闘タイプ1匹いるとこんなに気持ちが楽なのね!

プラズマ団はあくタイプ多めなので、終盤かなり活躍してくれました。

とびげりを全然外さないコジョンドだった。

 

6匹目
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レシラム(ドラゴン、ほのお)

技は忘れた

まあ、これはストーリーの都合上みんなレシラムをパーティーに加える必要があるから、同じでしょうね。

第一印象ではゼクロムの方がかっこいい気がしていましたが、登場シーンを見て考え直した。かっこいいわ。

ちなみにレシラムを入れる前は、「そらをとぶ」要員でワシボンを入れとりました。

ワシボンもホワイトオンリーのポケモン。ご協力感謝。

 

こんな感じで、結構バランスのとれた編成が組めたんじゃないかなと思います。

ちなみに最初の3匹からはミジュマルを選んでダイケンキにしましたが、使うのをやめてしまいました(笑)

 

 

プレイした感想

何よりストーリーが面白かったです。

ただポケモンを奪おうとしたり世界を征服しようとする今までの敵組織と比べて、プラズマ団ひいてはNというキャラの動機が悪とも言い切れないところがよかった。

プラズマ団の中にも自分たちの行いに疑問を感じているものがいたりしましたね。

正義と悪の戦いであると単純化せずに、正義と正義のぶつかり合いを描く。これって21世紀に入ってから今までの、物語におけるトレンドと言ってもいいと思うけど、 ポケモンでそれをやってくれたのが嬉しいです。

いつまでも正義のヒーローが悪者をねじ伏せて一件落着とやっていては、相互理解は進まない。

チャンピオンのアデクさんもそう言ってましたもんね。

その「違った正義」「別の正義」を持ったキャラとして、Nはすごく魅力的だったと思います。

クライマックス直前のプラズマ団のお城とか、Nの今までの人生をチラ見せされてゾワゾワきました。

これまでのポケモンでこんなに掘り下げられた敵役がいたでしょうか。

 

あとはジムリーダーの面々がジムを飛び出して活動的に主人公をサポートしてくれるというのもよかった。

前々からジムリーダーのキャラ設定やデザインは、一発屋で終わらせてしまうのはもったいないと思っていたのです。

ライバルが二人いてそれぞれ悩みを抱えていたところとかもね、ドラマチックだし。

とにかくいろんなキャラクターやそのキャラクターたちの行動が主人公の動く理由になり、ストーリーが進んでいく。

誰もおいてけぼりにしない。それが素晴らしかったです。

ブラックの前にパールもプレイしているんですが、正直全然ブラックの方が面白いと感じました。

ブラックホワイトはブラック2ホワイト2と比べて駄作だなんて言われているみたいですが、これで駄作と言うからには、2の方はどんだけ傑作なのかと今から楽しみにしている次第です。

 

レベルがすごく上げやすかったな。

がくしゅうそうちは二個もらえるし、しあわせタマゴというチートアイテムもある。

交換したランクルスにしあわせタマゴ持たせたら面白いほど経験値たまったからな。

ゲームプレイレベルの低い私にはちょうどいいイージー設定でした。

あとは、ダイヤモンドパールに比べてかわいいポケモンが多かった気もする。

結構泣く泣く削ったからな。

 

では、エンディング後もポケモン図鑑を完成させたりあれやこれややることが山積みなので、引き続きプレイしてきます。

それが落ち着いたらブラック2をやるか、XYの方を先にやってしまうから悩むなあ……。

 

 

 

 

 

 

 

6月見たい映画覚え書き

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の余韻に浸りつつ、6月もどんどん映画を見ていきます。

以下、前情報段階での見たい映画覚え書きです。

 

6月1日

「LOGAN」
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今年No.1との呼び声も高いヒュージャックマン版ウルヴァリン最終作。

X-MENフューチャーアンドパスト」で一度幕を閉じたローガンの物語が、どういう結末を迎えるのか。

楽しみで仕方がない。ハンカチ持って劇場にいくぞ。

 

6月3日

20センチュリー・ウーマン
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 6月9日

パトリオット・デイ
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最近増えている印象の「実在の事件の裏側には素晴らしい働きをした人物がいた」系映画、なのかな?

 

6月9日

「怪物はささやく」
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圧倒的な吸引力のビジュアル、邦題もいい。

どんなものを見せてくれるのか、期待が高まる。

 

6月10日

「22年目の告白 私が殺人犯です」
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韓国映画「殺人の告白」のリメイク作品。

映画ファン的期待値は低めなのかもしれないけど、ハスミンと夜神月のバトルでしょ?

そりゃあもう楽しみですよ。

元ネタの方も予習しておきたい。

 

6月17日

「こどもつかい」
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呪怨」の清水崇監督の最新作、主演は滝沢秀明さん、しかもヴィラン役!!とか、何気に異色作では。

 

6月17日

「おとなの恋の測り方」
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ビックバジェット映画ではないけど、多くの人の笑顔を誘った予告編が印象深い。

「アーティスト」の人なの?ほんと?

 

 6月24日

「ジーサンズ はじめての強盗」
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物議を醸し出した邦題(笑)嫌いじゃないよ。

どっかで見たような感じもしないでもない。

 

6月24日

ハクソー・リッジ
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 メルギブ監督最新作。

「沈黙」での熱演が記憶に新しいアンドリューガーフィールドの演技に期待。

 

 

このへんかなー。

あとは「花戦さ」「昼顔」「映画 山田孝之3D」「TAP」とかも、ね~~どう転ぶかしら。

ゴールデンウィークと夏休みに挟まれた6月、B級っぽい異色作が多そう。

堀当てていこう。

 

 

 

 

 

ハッピーエンドをイメージして唄うよ「夜明け告げるルーのうた」感想

夜明け告げるルーのうた」見てきた。
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すごくよかったよ。

監督は「四畳半神話体系」「ピンポン」の湯浅政明さん。

っていうだけでも、見たいアニメファンはかなり多いと思う。

 

物語の舞台は閉鎖的な海辺の田舎町。

主人公のカイは小さな頃に自分を置いて出ていった母親のこともあって、何事にも無気力で無関心な少年だった。

しかし、音楽に寄ってくる人魚・ルーとの出会いによって、カイの毎日は大きく変容する。

 

小さな女の子の人魚と少年の邂逅、海を自在に操るルーのパワーを見て、「崖の上のポニョ」を連想する人は多いだろう。

実際、すごくポニョを意識した作品だし、オマージュと言っても間違いないくらいだと思う。

2008年に公開された「ポニョ」を改めて今やる、これに意味があるのは、今が「3.11以降の日本」だからだ。

 

実をいうと私は前半この物語に乗り切れず、「素晴らしいアニメーションだが、好きな作品ではない」という感想を固めつつあった。

しかし、そんな感想は後半で綺麗にひっくり返されることになる。

この映画は、「あの時あの場所にポニョがいてくれたら」を描いた作品だった。

ポニョが皆を助けてくれたら。あの日会えなくなった大切な人にまた会えたら。

そんな、現実では果たされない切ない願いや祈りの詰まった映画だった。

 

思えば去年の「君の名は。」にもそういう要素があった。

震災後を生きる日本人の心に残る後悔。

何もできなかった自分を責めるような気持ち。

そういうものが「夜明け告げるルーのうた」にもこもっていて、そしてこの作品は実際に彼らを助けてくれた。

お礼が言いたくなるような、幸せで切ないハッピーエンドだったのだ。

 

震災のことを思うと、私は波にさらわれた多くのわんちゃんのことも思い出す。

家族が避難して、置き去りにされたわんちゃんのことも。

夜明け告げるルーのうた」は、あの時のわんちゃんたちも救ってくれたんだ。

それを思い出すだけで、観賞後何度も泣きそうになっている。

 

正直、登場人物の感情の機微がうまく描けているとは思えなかった。

特に主人公の中学生たちの淡い恋愛描写。

カイがルーを好きになるのも唐突に思えた。

(幼女的見た目のルーがカイにキスして、彼があそこまでメロメロになっちゃうのも、ちょっと……)

夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話体系」でも、原作に見られた主人公と黒髪の乙女の恋愛描写が薄くなっていたことを思うと、

もしかして湯浅さん恋愛を描くのが苦手なのでは……とも感じてしまった。

一方でカイのお父さんが息子に対して抱える思いや、終盤でとある2人が大切な人と再会するシーンは素晴らしく感動的だっただけに、ちょっと残念。

 

しかし、昨年の「君の名は。」から続く日本アニメーションの盛り上がりに拍車をかける作品であることは間違いない。

キャッチーな「夜は短し歩けよ乙女」の方から公開して、翌月のオリジナル作品にお客さんを流すというやり方も成功していたと思う。

四畳半ファン大抵見に行くだろうし。

 

ところで、「夜は短し」のロバート秋山さんと違って千鳥のふたりの出演シーンはそれと丸わかりだったけど、

だからこそ田舎っぽさが増していてよかったと思う笑

キャスティングすごい。

 

オープニングクレジットの入り方とか、カイが初めて歌うシーンの力強いちょいヘタさとか、パパが怖すぎるけどかわいいとか、カイのお父さんがかわいいとか、いろいろ言いたいことはあるけど、この辺で。

もうすぐ公開縮小してっちゃいそうなので、お早めに劇場へ。

 

 

まだまだ語り足りない。ネタバレ全開「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」追加感想

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、公開からずーっとツイッターのタイムラインが考察で埋まってる。

私だって、まだまだ全然書き足りない。

というわけで内容に触れまくるネタバレ全開の感想第二弾を書くから、まだ見れてなくてモヤモヤしてる人は絶対見ちゃダメよ。

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映画全体としては、ものすごく面白かったこと前提です。念のため。

鑑賞直後の大興奮の感想はこちら

その①ドラックスのマンティス容姿いじりについて

ドラックスはその他のシーンでも何度も「いわゆる普通の価値観とは大きくずれている」ことが示されているキャラクターだ。

だから我々やガモーラが「醜くない」と感じるマンティスを、ドラックスが「醜い」と感じること自体はいい。そういう価値観の違いはあるだろう。

ただ、それを何度も口に出して言うところにモヤモヤするんだよな。

「醜いのに心は美しい」とか「醜いのにエゴに気に入られてる」とかっていう別の発言を聞く限り、「醜い」という言葉はドラックスも我々と同じように、相手を貶める意味で使っているんだと思う。

そしてそんな言葉を躊躇なく何度も口にして、罪悪感のかけらもなさそうである。

ドラックスは決して悪い心の持ち主ではない。むしろ人を愛すること、失うことのつらさを知った懐の深い人だと思うからこそ、「醜い」「醜い」となんの恨みもないマンティスにぶつけるところに引っかかってしまった。

 

まあ、デリカシーのないおじさんだというネタなのはわかっているのだけど。

 

その②ラヴェジャーズの行為はベイビーグルートに対する虐待では

これはもう、まんまその通りだなあ。

完全にあのシーンは幼いグルートの尊厳を踏みにじる辱めシーンであり、その後のロケットの「何された?」という事を荒立てず確実に心配する親御さん台詞にじーんとくるまでがワンセットである。

そして小枝さんにそんなことをするラヴェジャーズの面々は、おそらく幼いクイルにも同じ事をしてるのではないか。

そうすると、ヨンドゥさんがあんまり話したことないロケットに自分を重ねてしまうのも、致し方ないよなあと。

ちなみにヨンドゥさんの最期、ロケットに「小枝を頼む」と言ったのは、鑑賞時はグルートのことだとしか思わなかったけど、後から「子供のころ細くて狭いところにも入り込めたクイルのことを指す」ことに気がついて感動。

ロケットはクイルを託されたのだ。

 

その③エゴは外道だけど彼なりにピーター・クイルを愛していたか

「決別してしまったけど、価値観が違っただけで、彼なりにピーターを愛していたよね……」「だからキャッチボールのシーンは感動的だったよね」という意見を見たが、断固言いたい。

エゴのクイルに対する感情は、愛ではない。それこそエゴだ。

彼はクイルを通して自分を愛していたのだとしか思えない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は見た目(人種)や価値観が違っても、かつて争っていた相手でも、受け入れられるよ、家族になれるよという優しい映画である。

しかし、エゴは受け入れられなかった。

理由は価値観や彼の特殊な境遇にはない。

ではなぜか。それは、彼が誰からの愛も求めなかったからである。

彼も自分で言っている。求めたはずの他者に会った時、「がっかりした」と。

メレディスを愛したのは本当かもしれない。しかし彼は、「死」という最大の拒絶を持って彼女との愛を終わらせた。

同じくエゴはピーターのことも愛そうとしなかったのだ。利用しただけだ。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は「血がつながった家族だけが全てではない」「子供のことを良いように利用したり深く傷つけて平気な顔をしている親との縁は大事にしなくて良い」という、新鮮で大切なメッセージを伝えていると感じる。

だから「エゴのピーターへの愛は本物だった」と言われると、怖いような気がしてしまう。

子を愛さない親もいる。本当の親と一緒にいるべきでない子もいる。それを知ることで、私たちはもう少し寛容になれると思うのだ。

 

その④かつて仲間だったラヴェジャーズをサクサク殺すヨンドゥどうなの

これに関しては、勝手に「ヨンドゥが率いるチームって結構メンツが流動的なのかな」と解釈したのであった。

「ヨンドゥ終わりじゃね?」「統率力なくね?」って言い出したのが、最近入ったばっかりのあんまり忠誠心ない人らなのかなーとか。

あるいは、チームという形をとってはいたけど、半数くらいは分け前にありつきたいごろつきがしめていたとか。

で、クイルばっかり贔屓するヨンドゥにやきもちやいたクラグリンがのっちゃって、ああなったんじゃないか。

っていうような感じで、ラヴェジャーズの中でもヨンドゥにとってはあんまり思い入れがないようなメンバーだったからあそこまで無表情に殺したのではという予想。

裏切るような人たちだしね。テイザーフェイスとかも見る限り、ヨンドゥのいうことを黙って聞くような部下じゃなさそうだし。

というふうに独自解釈の上で見てたのでそこは気にならなかった。

とにかくロケットとグルートとヨンドゥの無双描写が最高にかっこよすぎてそれどころじゃなかったよ。

 

その⑤「ワンピース」っぽい、うん、そだね

キャラクターファンへのサービスとして雑魚相手の無双シーンを入れてる感じとか、まさに劇場版ワンピースって感じであった。

ラヴェジャーズがロケットに夜襲かけるとこね。サンジとかがやるやつ、あれ。

ワンピースが好きな人には是非前作から見て欲しい。

 

その⑥どうやって地球組に合流するんだろ

是非とも今四面楚歌のアイアンマン側に回って戦力覆して欲しいのだが、ガーディアンズたちはトニーにお金をたかりまくりそうでそれはそれで……。

 

 

という感じ。

多分見れば見るほどもっといろいろ書きたくなると思うし、書ききれない。

とりあえず劇場でやってるうちにいろんな人に見てもらいたいし、私も最低もう一回はみる。

4DX評判いいみたいね!吹き替えもね!

 

 

明るいとこでは見えません。正統派良質ホラー「ライト/オフ」感想

良質ホラー「ライト/オフ」を見た。Netflixで。去年の今頃公開していた気がするが、ラインナップに入るのがほんとに早いな。

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↑このなんの変哲もないワンショット、見た後だと怖い。ダイアナが目に浮かぶ。

しかしおとーちゃんすげえ怖いところでお仕事してんな。

 

ただびっくりさせるだけの演出や、血みどろの特殊メイクや、そんじょそこらの恨み辛みを抱いた幽霊だけでは、目の肥えた観客を怖がらせることはできない昨今。

設定や世界観でいかに観客を惹き込ませ、シチュエーションで怖がらせることができるかというホラー業界の挑戦は尽きることがない。

最近私が鑑賞した中では「アンダーザシャドウ」とか「イット・フォローズ」とか、ジャンル柄陽に当たることのない良作もばんばん出てきているし。

この「ライト/オフ」もそうだ。設定勝ち。シンプルイズベスト。

 

ゾンビは走るしヴァンパイアも陽にあたって平然としているような2017年、あえて暗闇の中でしか存在できないモンスターの正統派的恐ろしさよ。

カチカチと切り替わる電気に合わせて人影が現れたり消えたり……予告でこの映像を見たとき、たとえどんなにB級っぽくてもこの映画は面白いだろうって思ったのを覚えてる。

 

作品全体としては「人の心の弱さ」とどう向き合うかを描いているけど、結局おかーさんは自分の心の弱さと向き合いきれず、ああなってしまったわけで。

すっきり解決!というよりは後味の悪さも残る。後味が悪いっていうのはホラー映画にとっては褒め言葉ですね。

クライマックス、ダイアナという幽霊が出現する屋敷に主人公たちがこもって、一夜を過ごすシーン。主人公の彼氏が「俺がついてるよ」的なことを行っておきながらさっさか逃げ出すのは、情けなかったね笑 

そのおかげでレベッカとマーティンは助かったわけだし、自分で立ち向かうより警察に頼って現実的解決を試みるという点では、レベッカにとってはすごく良い旦那さんになるのではないかと笑

彼・ブレットの存在は、携帯や車のライトを駆使しての回避法といい、正統派ホラーな展開の中で唯一現代的というか、親しみやすいキャラクターだった。

 

「ダイアナ」の設定付けもいい。どっかで見たことある感じ満載。

邦ホラー見漁って、見るのなくなっちゃったなーというホラー好きは、洋ホラーこのへんからはじめてみるのもいいのでは。

 

やっぱりホラーは好きなジャンルなので、極めていきたいと思う所存である。